■VAIO typeP VGN-P90HS
がっつり寝ちゃったのでいきなり同梱物一覧から。
(箱の上にPSP乗っけてあるので大まかな大きさ比較にお使い下さい)
ACアダプタの右横に置いてあるのがディスプレイ/LANアダプターね。
Lサイズのバッテリーパックはさすがにそこそこの重さがありましたが、
装着済みの本体を片手で持つとなんかすっぽり収まるので、あまり不便は感じませんでした。
EeePCよりずっしり来ないし奥行きも無いので、これなら普通に持ち運べるな。
・店頭モデルは電源入れてからセットアップ開始までに15分とか色々聞かされていて、
どんだけクソ重いんだとおっかなびっくりだった電源投入後のプロセスなんですけど、
意外にも15分後にはデスクトップの操作ができるようになっていました。
さすがに4200rpmの1.8インチHDDよりは、SSDの方がずっとずっと速いですね。
初回起動後に「リカバリDVD作りなさいね」と指示が出るので言う通りに。
DLメディアであれば1枚に収まります。
・通常のオペレーティングそのものが視力検査の様相を呈している超高解像度も体感。
縦が少々狭かろうが、横1600ドットってのはそれだけでも強力なインパクトがあります。
これが目当てだったといっても過言ではないキーボードもすこぶる使いやすくて大満足。
ちなみに、純正の保護シートは適度な凹凸で反射抑止に効果がありました。
その分精細感が少し犠牲になるので、つややかな保護シートが欲しい場合、
ミヤビックスの頑張りに期待しながら待つという手もアリです。
・ソフトを削って常用アプリを一通り入れた後、
やっぱり気になる動画再生他の確認をしてみました。
…とりあえず、720p(1280×720)以上の動画再生をtypePに期待し過ぎるとダメかも。
ハードウェアデコーダの適用範囲がなんだか分かりづらくて、
何も考えずに再生すると凄い勢いでガクガクになります。
DivX系の動画ファイルも壊滅的な状況で、再生開始直後から音と映像がズレますな。
ソフトやら使い方で改善する点もあるんじゃないかと思うので、
ちとこれからも情報収集と試行錯誤を繰り返していきたいところ。
ちなみに、SD解像度であれば(画質・動作共に)問題を感じる事はほとんどありません。
・今回、typePの環境構築や動作検証にイマイチ気が乗らないんですけど、
こりゃもう完全に「Vistaだから」ってのが原因なんですよねー。
一部機能をカットしてでもXPに落として超快適に動作させるか、
それとも(8月までの時限式で)7のβ版を突っ込んでみるか、
はたまたいちいちやかましいVistaを可能な限り軽量化していくのかで凄く悩む。
実際のところ、システムに常時干渉するアプリやサービスを切って、
画面周りをクラシック表示に統一させると、
Vistaといえども細かなレスポンスや挙動は相当軽くなってくれます。
ちょっとネット見たり文章打ったりする分には十分過ぎるほど快適であり、
泣き所であるマルチメディア系の弱さはOSを変えても全く改善しない部分なので、
typePに関してはこのままVistaでやっていくのも良いのかな。
・画面周りや操作感、各部の品質が素晴らしい分、
「実際搭載されているハードウェアがPC的にいささか貧弱である」
という現実を目の当たりにしてガッカリしちゃうって人は結構多そう。
これから購入を検討されるという時には、
「小型のパソコンとしては凄いけど、万能なマルチメディア端末ではない」
という認識を持っていれば、心豊かに選択肢を広げる事ができるかもしれません。
typePをいじっていると、
「用意されたパーツで出来る事をギリギリまで突き詰めました!」
という頑張ってる感があちこちから滲み出てきて非常に好印象なんですが、
同時にこれからの「typePとしての」進化を期待せずにはいられません。
何年か経って買い換え時が訪れた際、
もっと速く、快適になったtypePを選べる事を心から願いつつ〆。
□おまけ
結先生ちっちゃかわいすぎる!!!
超遅いですけどご結婚おめでとうございます!