買い物:17/12/30 – V37スカイラインに1年乗ってた話


これからも乗りますけど。ということで、

スカイライン 200GT-t Type P
ついこの前のマイナーチェンジで若干見た目が変わったものの、中身の方はほとんど変わらなかった(逆に悲しいんですがそれは…)ので、雑感としてはまあこれからの人の役に立つ部分もあるんじゃないかと思いつつ書き残して行くこととす。

かっこいい

一番気に入ってるのは見た目。

昨年のクリスマスイブにハンコを押し、今年の1月末にお迎えしてからだいたい12000kmくらいの付き合いになるんですが、見た目に関しては今もなお全く飽きが来ませんな。
オーロラフレアブルーパールも結構落ち着いた色で大変いい塩梅です。

ハイブリッドとメルセデスターボのどっちにするかってところに関しては、リア可倒式シートが選べるターボ一択でした。仮眠取りたい時に後席シート倒して足突っ込んで寝てる。

ちなみに、V37は細かい便利装備群がオプションで足せないので、事前調査等で欲しい装備があるグレードを選ぶ必要があります。
※今見たらマイチェン後の無印はBOSEが付けられなくなってんの!何してくれとんねん。

ベンツのエンジン(ただし組み立ては北米日産)

2リッターターボのエンジンは「これと同じエンジンのベンツは○○○万円」とか「(リアのC180って文字を見て)うちの方が走るけど燃費悪い」というネタになる、以外はなんというか普通。常用時の加速はV36の250GTより確かに凄くて快適ですし、高速巡航時はターボをほぼ使わないから燃費がいきなり良くなるのも自分のニーズにはちょうど良かった。

停止時の振動や「ブロロロロ」という効果音で表せそうなエンジン音、ついでにターボが効いてる間だけは景気よく加速するって特性は、今年所用あって運転したBMWの320dになんか似てた感じ。どことなくディーゼルっぽいのね。となってくると、「こっちはハイオク」という燃費格差を意識しちゃうんですなこれが。燃料タンクいっぱいの80リットル入れると1回の給油が30連ガチャぐらいになります。

ちなみに、ステアリングは技術の日産を感じない油圧式。
ハイブリッドじゃないからブレーキもダイレクトに効きます。
よく走り、軽やかに、かつ素直に曲がり、スッと止めることのできる車です。

でも小回りが全く利かないのがかなりやばい。最小回転半径5.7mはきつい。

BOSE

オーロラフレアブルーパールの追加と同じタイミングでBOSEのオーディオが新しくなってた(パフォーマンス・シリーズ)。今回純正オーディオでもノイズキャンセリング搭載ってことで一瞬迷いましたが(オプション自体6万ぐらい高くなったし)、BOSEが付けられるなら付けるの心持ちで選択。

「ステレオイメージが左右対称になること(参考)」が目標だったらしい先代のBOSEとは違って、今回はみんなのきもちになって車内全体をひとつのステージにしましょう的なコンセプトらしく、特に後席の音はかなり良くなった感があります。(先代のような運転手重視の設定も選択可。それでも後席の音は良いよ)

後述する車自体の作りの良さが功奏してるのか、低音を上げるとちゃんと腹に響くようになっててすげえビックリした。ガルパンとかなかなかの味わいになりますよ。

もっっっっさりUI

ナビ・音声などを統括制御するシステムUI周りにつきましては、担当の方に「おまえこれで良いと思ってるならビンタするぞ」と言い切る前にビンタしそうなぐらいの重さで、エンジン始動時のIntelロゴは好きなんだけどいかんせん遅い。特にナビの50音入力は1文字入れるごとに謎のロードが入る素敵仕様で、音声入力もHey SiriだのOK Googleだのに慣れた世代では「喋った言葉がそのまま出ない」というジレンマでやっぱり担当の方にビンタしたくなる感じ。多分この辺の制御が面倒になったところから、順次Car PlayやAndroid Autoに対応していったんだろうなーとか。

でも、デュアルモニタによる一覧性の高さ(横の人に操作をしてもらってもナビはナビのまま)はかなりのメリットで、他の車を運転するとき不便を感じるほど。次のQX50もデュアルモニタっぽいので、インフィニティには2画面のままでレスポンスを上げる方向の進化をしてもらいたいところ。そのうち何車種が日本の地を踏むのかは知らねえけどな!

クルコンなめてた

高速道路で同乗者に撮ってもらったやつ。
安全装備とクルコンを全部ONにするとこんな感じになります。

いわゆる車間制御機能を持った車に乗るのはこれが初めて(!)だったんですが、それまでのイメージって「(ちょっと気を抜いてそっぽ向いてましたー)キキーーーーーうおおおビックリ」的な、前方の車に近づき過ぎたらガツンと減速するもんだと思ってたんですが、スカイラインのこれは「お?いきなりブレーキかかっt前の車が後からブレーキ踏んでる!!!」というもので、2台先の動きを確認しての柔軟な加減速制御は見事と言うしかなかった。アクセル踏んで無くても、誰も車がやってくれてると気付かないのね。

これがもたらす効果は「とにかく疲れにくい」こと。前のジュークと比べた際、3時間後の気力にかなりの差があって、100km~1100kmの移動を一年通してやってた今年は本当に助けられました。「自分の力で運転せんかい」と思う心で長年過ごして来ましたが、今後同じ距離の移動をこういう補助無しに出来るかっつったら多分無理。

きっと次の世代では歩行者他の検知もするだろうし、さすがにパーキングブレーキも電子制御になってくれるはずだと思いますんで、せっかくならシステム介入の際に優しく可愛い声で呼びかけてくれるような方向への進化を技術の日産さんには期待していきたいです。ナビゲーターになってもらいたい的な。

オススメは…できる!でもしない!

高いからです。

新車を買う気が最初から無い場合、とにかく中古の値下がりが激しいので、「スカイラインが欲しい」と今でも考えている人は新古~中古車の出玉を狙えばいいと思います。一部店舗は本社でカタログ撮影に使っただけの新古車をえらい値段で売ったりしてるしな。

車の造りにはきちんとお金がかかっていて、乗り心地や静粛性はY51フーガと同等かそれ以上になっとります。それでいてフーガほど大きくないから結構どこへでも行けるし、色々頑張りつつ買った事に対する後悔は今のところありません。

「高い」という指摘の声がどこを指しているのかは良く読まないといけないけど、やっぱり一番は「あのスカイラインでこの値段?」ってやつなんだろうなとは。V36の時でさえ言われてましたしね。

インフィニティのスカイラインにしたということ

インフィニティのロゴマークは富士山がモチーフなんだそうで。

富士山マークの下に「SKYLINE」っていいじゃん、と個人的には思うのですが、「日産のスカイライン」という扱いをしてもらえない事によるデメリットがあまりにも多く、特にプロモーション面では日産のCIが出せないせいで、V36の時はイチローや渡辺謙がテレビCMをしてくれたのに、V37は世界のヤザワがテレビで宣伝してくれなかったりと、日産自身が「日産の商品」として扱っていない事への不満は今でもあります。取説にすら日産ロゴが無いからね?

そこでスカイラインを売ろうと日産の広報が頑張ってくれてもいいところなのに、

さあ、日本のプレミアムを騒がそうか

コピーがダサいという事を置いておいたとしてもお前ら自身がもっと騒げよって話ですし、

新型スカイライン上陸

栃木産じゃねえかって話ですし(ターボエンジンだけは海を渡っている)、

「年齢でいうと40代前半の男性。共働きの奥さんがいて、娘が1人。外資系企業で管理職をしており、非常にタフな環境の第一戦で活躍している人。都心のタワーマンションに住んで

日産技術すべて注いだ新型スカイライン なぜ「マーク」を変更?

アホかという話ですし、

まあ、私の友達にはあまりいないタイプだが…。

日産技術すべて注いだ新型スカイライン なぜ「マーク」を変更?

分かってんじゃねえかアホかという話ですし、
あちこちに力点を置こうとして全部滑った結果が叩かれ放題の現状を生んでいるとしか思えないんですな。

日産の車として満足に手をかけてもらえず、かといって本場インフィニティの車として売る事もできず、
かつてのファンにはそっぽを向く人も多く、かといって競合相手のユーザーはこちらに来ず…
もはや忌み子ですよこれ。せめてもうちょっと上手く扱ってくれりゃー良かったのにね。
今年あった無資格検査の不祥事も含め、次の一歩を踏み出す前に一度反省しろこのと思うばかり。

他メーカーも車種を縮小していき、そして車を持つ事へのハードルが高くなっていく一方の昨今、
次世代のスカイラインがどういう形になるのかはちょっとわからないですけど、
「楽しくて」「気持ちよくて」「遠くまで走れて」「日産が全力で売れる」
スカイラインを楽しみにしておきます。

でもこれ以上値段は上げるなよ!頼むよ!