買い物:21/05/26 – 現時点のメインAV環境メモ(その2:AVアンプ)

昨日の続き。
こちらは現行モデルなので普通の買い物日記としてお読みいただけます。

マランツ NR1711/FN(シルバーゴールド) → ブラックはこっち

先代であるSC-LX83から、実に10年ぶりとなるAVアンプ刷新。
購入までにはわりと紆余曲折あったんですが、そこは後述ということにしつつ。

ここで必要な情報として、今の環境はフロントスピーカー2本のみになっています。

開けた

希望通りの薄型筐体で既に大満足。
ラジオ用のアンテナがあるけど使うことはないな!ケーブル判別用のシールが付いているのは親切。

接続から設定まで優しさに溢れている

「画面を見ながらスピーカーケーブルを接続して!スピーカー端子への電気はカットしておくよ!」
みたいになってることに衝撃を受けた。親切すぎるでしょ…
フロントスピーカーをバイアンプ接続する時にもこれなら安心。

フロント2ch以外にスピーカーが無いので、あとはHDMIケーブルだけ繋げば終了。
あっさりし過ぎて何も書くことがない。一応AUDYSSEYの補正をしたぐらいかな。

HDMI2.1対応なので5年は使えそう

PS5の対応も万全。
一番遅れているのはテレビになってしまった。これはまあ…もう数年したら考えますかね…

音質は予想以上

あくたんゆっくり休んでくれ
今に続く設置イメージはこんな感じ。左のゲーム機スペースがPS5になったぐらいですね。

「テレビの音をちょっと良い感じに鳴らす」ことを目的とした環境構築だったので、
テレビも含めてかなりシンプルにまとまったのは良い感じかなとは。
電源連動はテレビとだけにしてます。PS5と連動させたらテレビとケンカして音が出なかったりする。

スピーカーからの出音は、とても素直で綺麗だけど芯がくっきりしているという印象。
「マランツの音はカラッとしている」という印象がわりと強かったし、先代のSC-LX83とは値段も違うから軽めのパスパスした音になるのかな…と思ってたのに全然そんなことは無かった。
メチャメチャわかりづらく説明すると、SC-LX83はスピーカーの位置を認識できなくさせるほどに濃密かつ芳醇、聴いているといつの間にかのけぞる感じなんですけど、NR1711は清涼感があって、聴いていると背筋がピンと伸びる感じ。全然悪くないです。実売7万円台でこんな音が出せちゃうのか。

また、NR1711の方が自室環境には合ってる。
SC-LX83は音量を上げるほど満足感が高まる一方、ちゃんとした壁や広さが確保できない自室では、石膏ボードの壁がスピーカーに負けて音がボワついてしまう(しかも音が外に漏れ出まくる)という悲しい現状があったんですが、NR1711はそこそこ小さな音でも「いい……」となるから大音量欲が刺激されずに満足を得られるんですな。それでいて音量を上げると「いい……!!」となれる。
「足るを知る者は富む」という言葉の通り、様々な意味でちょうどいいAVアンプだと思います。

各種デバイス、そしてSpotifyとの連携は想像以上

今やAVアンプの操作をスマホやタブレットでできるのは当たり前の時代。
AVR Remoteというリモコンアプリでは、電源操作や入力切替・音量調節のほか、音質変更やプリセット切替がわかりやすく行えるようになっていました。現在の入出力情報がすぐに確認できるのもよかった。
さすがに先代から10年も経てばこのぐらいにはなるかと思うところではある。

で、オーディオ方面ではHEOS(スマホではアプリで操作可能)があって、Amazon Musicとかはこのアプリで曲を選んで再生するのね。ハイレゾ再生も本体側で可能ってのが唯一無二のアドバンテージなんですけど、惜しむらくはHEOSアプリの操作感が10年前レベルなこと。

そこでSpotifyなんですけど、こいつのいいところは「出力先をどこからでも、どこにでも設定可能」って点で、スマホで再生中の曲を途中からPCに切り替え、そのままスマホをリモコン代わりにするもよし、PCでがっつり操作してもよしという、柔軟性が非常に高い造りになってるんですが、

NR1711も出力先に入っていて、設定すると(電源が切れてたら勝手にONになって)再生してくれるのね。

またこの音が10年越しの進化をまざまざと体感できるほどに良くて、
「今までのAVアンプに付いてたInternet Radioボタンはなんだったんだよ…」と頭を抱えた次第。
もちろんテレビを点けている必要は無いわけです。スマホやPCで操作すればいいから。

一度この操作感を体感してしまうと、これより手間だと思えるものが全てめんどくさくなっちゃう。よくない。
Amazon Musicもこの操作性だったらHDに課金したい。あとオルタンシアは全曲いい。

いやー、ホントに音楽を聴くという行為に対するハードルがすげえ下がりました。
今は自室が無印良品になっております。超便利。

あると思っていたものが無かった

Radikoないんですか?????

ヤマハとONKYOのAVアンプにあったから、てっきり他のメーカーでも標準装備なのだと思い込んでた。
これが無いから選択肢に入らないとかは無かったけど、いやーこれは。今後対応してくれないだろうか。

AirPlay対応なんだからそっちで鳴らせばええやろって話ではあるんですが、
露骨に音質が下がるんだよなー。Radikoの音質自体元々大して良くは無いからそこはまあいいんだけどね。

まとめ ついでに購入の経緯

薄くて軽くてぺったんこで音が良くて映像フォーマットの対応も完璧、おまけに音楽ストリーミングが超絶簡単に堪能しまくれる!すごい!結構買ってる人もいると思うけどマジで買いだぞ!オススメです!

そこまで大きな音を出せない環境でもQOLを上げられるはず。何かの買い換え時には是非ご検討ください。

…で、最初に「購入までには紆余曲折があった」と書いたところの説明をする。
元々はAVアンプどころか、スピーカーも含めて一切合切を処分する気でいたんです。
とにかく部屋をすっきりさせたい、物をどんどん減らしていきたいと考えていたもので。

んでもってここから、

・サウンドバーにしたい! ← サラウンド環境の構築にeARC対応が必須←テレビが非対応
・サウンドバーは駄目……NR1200が超絶良いらしいぞ!フロント2chを流用できるな!
→取り寄せ注文をかけてフロントスピーカー以外の3本とサブウーファーとSC-LX83を売却
→ついでにフロントスピーカースタンドも売却。部屋の断捨離を更に進める
・NR1200の納期が思った以上にかかる。やきもきしている間にNR1711が発表された
→NR1200をキャンセルしてNR1711予約。こっちは無事に発売日近辺で到着

そして今日に至ると。

去年7月に書いたとおり、基本的には身の回りの物をどんどん減らしていく方向で生きてます。
…生きてるんですけど、小規模なダウンサイジングに留まったNR1711購入が想定外に満足できるものだったことは間違い無いんだよなあこれが。今後も身辺整理は進めつつ、その時生きるために必要なものを適宜調達して堪能できるように、アンテナは高くしておきたいなと思ったのであった。

買い物:21/05/25 – 現時点のメインAV環境メモ(その1:有機ELテレビ)

電脳御殿の更新タイミングが「気が向いた時」になってから随分時間が経ち、
それに合わせて買い物の頻度も若干下がってはいるんですけど(かわりに食費が激増)、
PS5購入日記を作っている時に色々と不便を感じたため、ここらでひとつAV環境の棚卸しをしようと思い立つなどした。長くなり過ぎたのでエントリーを分けます。

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日記:21/04/03 – 2021年3月のまとめ

気が付いたら3月が過ぎ去っていた。
ここ数年は過ぎた話をしないままで放置しちゃってますけど、
幸い今はTwitterというSNSにライフログを残してあることだし、せっかくだから拾って雑感を載せるようにします。同じようにこれまでの月まとめもカテゴリー作ってTwitterから拾いつつ、自分を振り返るきっかけにしたい。

…んですけど、

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買い物:21/02/12 – 新しいスティックを買ったって話

Qanba EVO Drone (クァンバ エボ ドローン)

2021年、明けましたおめでとうございました!!!

…ということでご自宅スティック(アケステ)買い換え。
たまにしか出番が無かった(特にPS4世代からはほとんどPC専用だった)とはいえ、
バッファ棒から9年近く経っていることに軽く衝撃を覚えた。

購入したのはDroneの特別版みたいなやつで、レバーとボタンが最初から三和製になっているもの。

バッファ棒と並べるとこんな感じ。軽く薄くなりました。
※レバーボールが金属製というより鏡のようになってたので急遽隠した。その後セイミツのボールに換装。

今回は当分セイミツ化せず、基本仕様のまま戦っていく……予定だったんですが、
なんでも本製品はレバーが微妙に長いらしく、5mmほど短くすればベストとのこと。

つことで、こちらを参考にしながら部品を揃え、
(M3の12mm皿ネジは単品販売されていないので、15mmの皿ネジか12mmの別ネジで代用します)

途中ナットを挟んで高さを調整し、

もののついでと隙間に洗車用スポンジをつめて気休め程度の吸音対策を施し、

最後にネジ留めする際ネジがポッキリと折れ、再度の分解が絶望的になったところで改造完了。
ネジの耐久力は完全に盲点でしたね…

終了。

操作感に関しては問題無し。
元からボタンは三和の方がよく、セイミツレバーは好きなんだけど操作音がえぐいので、
これを機会に少しは三和レバーにも慣れようという気になっております。
初期不良チェックで最初に動かした時もあまりうるさくなかったけど、スポンジ効果は気持ち程度にあるな。

PC接続も特に問題なし。
この大きさ・重さでちゃんとしたアケステは事実上これ一択ということもあって、
ネジが貧弱だったことに目を瞑れば大満足です。これでM2タイトルとアケアカとSteamが捗る。

次に買うとしたらSwitchで使うためのコンバーターですかね。
2021年はこいつを積極的に活用していくぞ。

2020年まとめ

本厄が終わる。

個人的などうこうを語る以前に、年の初めから新型コロナウイルスに世界中が振り回されたことで、なんかもうそういう感じのアレでもなくなってしまった感じでしたね!
せめてここに迷い込んで来た人が、この日記を健康に読めていることを祈るばかりです。

今年一年、お疲れ様でした。また来年も、どうぞよろしくお願い致します。

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買い物:20/12/31 – 2020年 春~秋のストレージ買い換え祭り その2

前回の続き。…と言いつつあんまり書くことが無かったのであった。

Samsung 860 EVO 1TB SATA 2.5″ 内蔵 SSD MZ-76E1T0B/EC 国内正規保証品

PS4/5の外付け用。
PS4の時は内蔵HDDを差し替えずに外付けを増設、ゲームのデータをSSDに突っ込む形で読み込み速度を稼ぐ一方でスクショやら動画をHDDに保管するという体制でしたが、
PS5ではちょこちょこ検証した結果、PS4タイトル保管庫として運用中。
多くのPS4タイトルは、PS5の内蔵SSDに入れても大して速くならないんですよ。

というところを含め、PS5買った日記も来年早めになんとかしたいと思いつつ次。

Samsung 970 EVO 1TB PCIe (最大転送速度 3,400MB/秒) NVMe M.2 (2280) 内蔵 SSD MZ-V7E1T0B/EC2 国内正規保証品
Western Digital SSD 2TB WD Blue PC PS4 2.5インチ 内蔵SSD WDS200T2B0A-EC 【国内正規代理店品】

NAS周りの刷新が一段落したところで、じゃあ次はメインPCの内蔵ストレージにてこ入れをしなければ!と一念発起して揃えたやつ。

Cドライブが970EVOの500GB、ゲーム関連の物置が外付2.5インチHDDといった感じだったんですが、今年に入ってCドライブの容量不足に悩まされたことと「いくらなんでも常用してるドライブに外付2.5インチHDDはねえだろ」というのがきっかけ。これだけで全体的な動作がキビキビしてくれたので費用対効果は十分にあったかなと思います。

なお、970EVOの500GBは本体に留めてSteam用のSSDとして運用中。
「NVMeのSSDは発熱がやばい」という話を重く受け止めた我々は、

長尾製作所 M.2 SSD用ヒートシンク SS-M2S-HS01

つい先日ヒートシンクも購入。
早速貼り付けて冷やそうと思ってたんだけど、日記を書くのが楽しくなっちゃって電源を落とす暇が無いまま大晦日になってしまいました。来年やりましょ。

買い物:20/12/28 – 2020年 春~秋のストレージ買い換え祭り その1

今年は自宅のストレージ周りをかなり刷新したので、備忘録をひとまとめにしときます。
本日のメニューはこちら。

QNAP (キューナップ) TS-251D
W4N2400CM-4G ノートPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GB×2枚
東芝 内蔵HDD 3.5インチ 6TB NASモデル MN05ACA600
WD デスクトップHDD 8TB USB3.0 WD Elements Desktop WDBBKG0080HBK-JESN

TS-251Dと内蔵メモリと(信頼と安心の)東芝HDD

公式製品ページ

当時の俺は何を思って三半規管にダメージが来る構図の写真を撮ったのか。
それはともかく、まあまあ長い期間悩んでいた新しいNASをQNAP製品にしました。

※うちでは(過去の痛い教訓から)2ベイのNASしか買わないよう神託を受けています。

今まではASUSTORのAS-202TEUSBの外付けRAID1ケースを繋いでたんだけど(当時の日記)どうにもレスポンスが悪く、データ転送やファイルの展開にストレスが溜まってたんすよ。
AS-202TEは動画ファイル置場にして、頻繁にアクセスするネットワークドライブに新しくて速いNASを採用したい…と考え始めて2年と少し、やっと性能と価格のバランスがちょうどいいと思える物が出た!買うぞ!というのがこれまでのあらまし。

当時の俺は何を思ってマニュアルを本体上に載せたのか。
大きさはごくごく一般的な2ベイNAS…よりもちょっとだけコンパクト。

こいつはメモリを足せる!ということで、仕様上最大の8GBに増設。
※実際はもっといけるみたい

前面の蓋を開けるとすぐにメモリスロットがあるので交換・増設は楽。
交換前後の比較はしていませんが、処理速度に関しては全く文句が無い感じです。後述。

「NASに使えてそこそこ安いけど十分に働いてくれる6TBのHDD」
2020年現在、SMR(瓦。エラーが出るレベルで遅くなる)HDDが跳梁跋扈するストレージ界隈において、CMR(今までのやつ)が100%保証されるHDDはだいぶ減ってしまった印象があります。
Western DigitalなんかRedを瓦にしやがったからな!もう東芝しか勝たん!

NASケースのセットアップはweb経由でした。特段詰まることもなく完了。

…今もって良く分かってないんですけど、QNAPのNASは「HDDを2台入れてRAID1で領域作ってフォーマットしました!」という作業で作成されるものを静的ボリュームと呼び、この方式だと(他のNASでは普通にやるような)「後日でかいHDDを2台買ってきて、1台ずつ入れ替えて容量を拡大する」という操作に対応していないらしいんですね(参考)。

後日容量を拡大するためにはシックボリュームという方式でストレージプールを作成するのが一番…ということで素直にそうしたんですが、これだとHDDの容量をフルに使えないので少しモヤモヤする。将来的には10TBぐらいのHDDを突っ込みたいところです。

その後半日以上かけてUSB HDDからデータの移動をした後、作業を再開…したところ、レスポンスがやたらといい。速い。

ん?と思って速度を測ったら、細かなファイルの読み書き速度が劇的に向上してました。
これが!メモリ8GBの力!いやATOMとCeleronの差かもしれないけど。

シーケンシャルの速度が頭打ちなのはネットワークが1Gbpsだからなので、
これ以上を求めようとすると家中の有線LANを2.5~10Gbpsにしないといけないんですが、
まーーーーーー高いですからね!まだまだこの環境で戦っていくしかないですね!

Amazonのタイムセール常連のあいつ

WDの外付けHDD。Amazonの大型セールがあるたび話題にのぼるから有名ですね。
こういう話題が拡散を始めるのはだいたい長崎からだけどな!
[PC]WDの外付け8TBが実にゴールデンだぜ!という話

春に買ったこちらの中身はWD80EMAZ。当たりとされるヘリウム製でした。
よっしゃ大勝利!と思いはしたんですけど、
いざ運用を始めると「スピンアップがやたらと遅い(5秒ぐらい)」という仕様に頭を抱えた。
いや、品質はすごいいいと思うんですよ!動き出せば快適だしね!でも動くまでが遅い!

最近はWD80EMAZの在庫が枯渇したのか、実質WD RED ProだのUltrastarだの言われているヘリウムじゃないHDD(ヘリウムと区別するために「空気」と呼ばれている模様)ばかりになっているという情報を得たため、後日2台買い足して殻割りしてAS-202TEに突っ込んだ。

空気でした。これで様子を見ていこう。

買い物:20/12/27 – LenovoのThinkCentre M75q-1 Tinyとfoltia ANIME LOCKER 6で録画PCを作り直した

ThinkCentre M75q-1 Tiny
PLEX USB接続 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3U4
東芝 Canvio 4TB USB3.2(Gen1)対応 ポータブルHDD

「CMカット機能を使ったら1コマ0MBの動画が誕生した」で軽くバズったあの日から5年、
断捨離を進める中で録画用PCにもメスを入れようと思い立って諸々揃えた。

ハードウエア解説

アホみたいに安いお値段で買えると大きな話題になったThinkCentre M75q-1 Tinyに関しては長崎のえらい人がまとめたあれこれをご参照いただければと思います!(サボるなよ)
本日時点では世代が変わっていてお得感にも変化が生じておりますが、Lenovoのことだからまたいつか頭のおかしい割引をお見舞いしてくれると思いますので(今でもお得感はある)、再びの祭りが開催された際には別のPCもリプレースしていこうかと考えておる次第。

当たり前ですけどPT3は内蔵できないため、
お噂はかねがね伺っていたPLEXの外付けチューナーPX-W3U4を採用。
試しにその時処分予定だった古いノートPCで動作チェックをしたところ、さすがに内部のチューナー切り替えレスポンスはPT3に大きく劣りますけど基本的な動作は問題無し。
同時に買ったHDD、内蔵できるのにどうして外付けHDDにしたかっつーと、
その時ネットでは内蔵より外付けの方が安かったからです。一応今は余ってた1TBの内蔵HDDと共存させてますが、今後大きな環境変更が生じた場合は殻割りも検討していきたい。

というわけで、

これが、

こうなりました!コンパクト!ブラボー!
(Anime LockerではB-CASカードを外付けにしないと認識しないのでこういう感じになる)

foltia ANIME LOCKER 6のこと

起動画面の見た目が変わらないのですが、元々使っていた4から6に変更。
確か少しだけ安かったからライセンスを買ったんだけど、アップデートがクリーンインストールになるということでそのまま放置していたのでした。いつかは6にしようと思ってたからちょうどよかった。
※単体で買いたい場合はこちら

さて、前回の日記で「無圧縮で予約録画をするだけならいい感じ」というご無体なまとめで終わっていた高宮なすのカットアプリことAnime Locker4からなにがどう変わったか…

端的に言って劇的に良くなりました。
ハード刷新のおかげでもあり、ソフト更新のおかげもある。

以下、「4+HP鯖(Turion II)で不満だったことが6+M75q-1(Ryzen 5)でできるようになった」点を箇条書きにしますと、

1.音のずれないmp4エンコードがリアルタイムで可能(エンコ中の録画も無問題)
2.ライブ機能(放送中番組のストリーミング)ができるようになった
3.超A&Gの録音も前よりは圧倒的にちゃんと動くようになった
4.放送中の番組を録画できるようになった

こんな感じ。
不満が!不満が解消されまくっている!すごい!

1.音のずれないmp4エンコードがリアルタイムで可能

mp4の動画がきちんと生成されるようになったから、TSファイルを削除すれば容量削減になるというのが運用面では大きな改善点になりました。やっぱりマシンスペックは必要だったんやなって…
エンコード中は本体ファンが全力で動くので「お、頑張っとるな」となります。

2.ライブ機能(放送中番組のストリーミング)ができるようになった

 

ライブストリーミングはもちろん、
録画番組もブラウザ上で再生(しかも快速レスポンスで)できるようになりました。
今までの環境は一体なんだったんだ。

3.超A&Gの録音も前よりは圧倒的にちゃんと動くようになった

A&Gはサーバー次第なところがあるんで余談を許さない感じですが、大元の鯖が以前よりも強くなってるのか、頭が切れても数秒レベルで収まってるのがかなり良き。
ガチめの録音はRadikoolに任せつつバッファ的に運用してる。

4.放送中の番組を録画できるようになった

4で一番がっかりしたところだったので、改善は非常に嬉しい。
上記4点の改善で、個人的には不満がほとんど無くなったかな。

ちなみに、CMカットに関しては未確認。
…というか、最近はCM含めてのテレビ(ラジオ)録画(録音)だろと思うようになっていて、
仮にCMカット機能が完璧に動くようになっていても使わないんじゃないだろうか。

不具合?の話

CPUが新しすぎるせいなのか外付けUSBのHDDが悪いのかいまいち分からないんですが、
起動の最中何故か(キーボードのキーを押さない限り)途中で固まるのが数少ない不満点。
ディスプレイの無い環境で黙々働かせる予定がおじゃんになってしまったので、

仕方がないのでテレビの裏に置いた。
トラブルがあったらキーボードを繋いで起動してます。

まとめ

元も子もない話をしますが、今日アニメの録画って重要じゃなくなってるんですよね。
敢えて言うなら放送局ごとの破廉恥規制レベルを比べたいとか、
いもいも事故レベルの作画崩壊を手元にのこしておきたいといった横道的なものだったり、
放送から配信までにラグがある作品をリアタイ視聴出来なかった場合の緊急措置だったりか。

Anime Lockerもベースで動いているCentOS6がサポート終了となり、
しかも現行の8が来年末までという話でこの先どうなるかが不透明。
コンテンツの受け取り方や楽しみ方が時代と共に変遷する中で、身の回りの環境も否応なしに変わっていくんだろうな…と色々思うところはあるんですが、
もうしばらくはこの組み合わせでぼちぼちやっていく所存。
アップデート、お待ちしております。