ごてんの旅日記:23/04/01 – 志摩スペインゴ村を堪能し倒した話

というわけで予告していたやつ。
明日までなのが大変申し訳ないんですけど備忘録ってことでひとつ!

2月23日(木・祝)

いつかお伊勢参りに行く時にでも乗ってみたいなあと思っていたしまかぜ。
これだけでも大満足。

ちなみに、名古屋までの新幹線で良い感じに雲をかぶった富士山が撮れてテンションが上がったんだけど、
人に見せたら「それ天気が崩れるやつですね」と素で返されてしょんぼりした。当たった。

しまかぜの話。
座席は快適、かつ腰に適度な刺激をくれる機能も備わってて身体には大変良い感じだった一方、
行程の大半が住宅地か山の中で(一緒に乗ったあゆ㌧と「レッドアローかな?」っつってた)、景観面でさすが展望車輌!と思える機会はそれほどでもなかったな、というのが正直なとbころでした。
車内限定の特別なメニューが用意されていたり、先頭車両からの景色をライブ映像で見られたり等、近鉄の意欲は素晴らしいので全体的な満足度は非常に高し。お伊勢参りにも使っていきたいですな。

そして鵜方駅。
まずしまかぜ車内でもンゴちゃんのアナウンスがあって(待ち構えて動画を撮った)これは!と思ったんだけど駅もすごい。景色の隙間を全て周央サンゴで埋めてやろうという強い意志を感じる。

スペイン村ホテルが見えた時にリアルで叫びましたからね

パスポートをもらうためにホテルの方から先に入ったんですけども、
入口入ってすぐポスター!スタンドパネル!みたいな展開で「やってんねえ!」となった。
スタンプはそれでよかったんか。

スタンドパネルがどれもこれも可愛い。

さて志摩スペイン村。
これまで人が来ないことを散々擦りながらも営業を続けてきたとは思えないほどに広大で綺麗なテーマパークだったことにひとしきり感動しつつ、コラボきっかけにせよちゃんと人がいて賑わってるという感じでございました。
ピンポイントでえぐい行列が出来ていたのもなかなかにすごい。全員が周央サンゴ目当てじゃないにせよ、コラボのニュースで「お、久々に行ってみるか」となった人がいるならそれは周央サンゴきっかけってことだからな。とんでもねえ効果だと思うんですよ。

コラボフードもよく出来てる。

デバイスの検出場所表記もいい。
これはホテルのロッカーに置いてきたやつね。

上映のそれなりに前から並んでたから前には人がいなかったけど、さあ開場となった時に後ろを見たらえぐい列ができてて泣いちゃった時のやつ。

ヤケクソ過ぎるだろ

カンブロン劇場の特大スクリーンでVTuberを見るのもひとつのアトラクションだなと思った。
副音声に関しては、大概起こったことに対する反応なんで、勝利確定BGM2枚がけも認知するのがかかった後ってことになるから事前か事後に副音声無し版を見た方がいいやつです。

上映が終わって退出となったところ、親子連れのオカンの方が「サンゴちゃん初めて見たけど笑い声おもろいなあ!」と言っててわりと衝撃を受けた。(オカンが連れてた)小学生女子が行きたいっつってにじさんじの周央サンゴを見に来た、今はそうなんだ、ってことなんだよな。こういうところで時代の流れを感じられるのはいいよな…

「明日は雨っぽいからまわれるだけまわっとこうぜ」
ということで、スタンプラリーついでに各所を見つつ撮影…してたんだけどホント良く出来てる。
現地がなんぼのもんじゃオラー!とばかりの徹底的な作り込みに感動したのは徳島の大塚国際美術館以来かも。
これは晴れてる時にまた来て写真撮りてえ。

「人いっぱいいんじゃん!」となったやつ。これは翌日にまわすことに。

唐突なマッサージチェアと良く話題になってるアレ。

こぶのついたパン。
この後夢に出るレベルで食べることになります。

 

きりのいい時間だった。

この辺でスタンプラリーを終えつつ、たまたま人がいなかったところでチュロスをいただく。
熱々もちもちで確かにこれはTastyですわ。

チュロスの力でいきなり晴れるの笑う
来た道を戻って写真を撮り倒すか未訪のアトラクションを消化するかで後者を選んだ我々は、

ピレネーへ。

待ち時間が無いように見せかけてたけど15分ぐらい待った。
「足がブラブラするコースターとか足が踏ん張れなくて絶対怖いじゃん」と思ってたんですけど、足が自由な分上半身をガチガチに固定してくれるから全然怖くなくてブン回される感覚だけを存分に享受できてしまった。俺に向いてる。
なんなら前哨戦で乗ったバイキングの方が怖かったです。

スカッとして出てきたら20分待ちになってた。

閉園を前に夕日に照らされるスペイン村はただただ美しく、
午後をいっぱいに使って楽しめたことも含めて「良いところに来たな…」としみじみしてしまった。

ホテルに戻ってチェックイン→部屋に入って「やべー!!」となったやつですね。
スペインからいきなり日本の絶景を見せられると脳がバグる。

「行くぞ!」と計画を立てた段階ではホテル志摩スペイン村の公式サイトからヒラソルディナー(スペイン料理)の選択肢が消えており、近鉄ってぐらいだから近畿日本ツーリストのツアーはどうだ?と探して1室分だけ空いていたのを確保したという感じでした。このプラン2人~だからぼっち旅行だとダメだったんだよな。同行者には感謝しかない。

そのヒラソルのコース料理なんですけど、イベリコ豚ではなく牛ロースのステーキで「違うけど美味い」という感想が出た。パエリアも伊勢エビじゃないノーマルのやつだけど海鮮の風味はちゃんとあって美味しかった。

…そして、園内では1個150円で売ってたガリシアパンが食べ放題なんですよ。おまえアウトバックのハニートーストじゃないんだぞ?ふっくら熱々のパンが頼めばいくらでも出てくる(バターも適宜補充してくれる)のはおかしい。バカみたいにおかわりしてしまった。

ワインもたらふく飲んで満足満腹。

ちなみに、ホテル併設のひまわりの湯は俺の大好きなヌルヌルスベスベ温泉でした。
もうこれだけでもリピートの動機になるというか、パークもホテルも温泉も本当に満足しかない。すごい。

夜のホテルも素敵なんだわこれが
どこもかしこも真っ白でピカピカってわけじゃないところがより本物っぽい。

勢いで買い過ぎおじさんになってしまった。
マグカップとTシャツ以外はあるもの全部ください!でこうなっております。

ここで宿泊費用に関する話をしなければいけないんですけど、
近ツーのパッケージはこの時全国旅行支援が有効で、
今回のヒラソルディナーと志摩スペイン村の2dayパスポートが付いた一泊二日の料金…税込13,600円なんですよ。
その上周央サンゴのグッズ購入にも使える4,000円分のクーポンが付いてきたので実質9,600円。

スペイン村で遊んでホテルに泊まってスペイン料理食って温泉入って寝て朝飯食ってスペイン村で遊ぶという2日間のアクティビティが実質9,600円。そらグッズもお土産も買いますよ。

2月24日(金)

変わって翌日。
バイキングのコーンスープが好きなタイプのやつだった。

初日はできなかった開園ダッシュ(ダッシュしません)をきめ、

まずは真っ先にフラメンコの予約をして最前中央の席を確保。

前日乗れなかったコースターに乗り(想定外に速くて「はやくなーーーい???」と叫んだ)、

初手からミュージカルを堪能し、

その足でフラメンコも堪能し、

昨日食べなかったチュロス残り2種類(イチゴとチョコ)とパフェをいただき、

帰りのバスを待つ時間で執拗に写真を撮った。大変濃密な時間であった。
今回パレードを見られなかったんで(雨天中止のため)、それは後日リベンジだな。

ミュージカルとフラメンコ、どちらもこれまでの客足云々に関係無く仕上げられたクオリティの高いパフォーマンスを見せていただいて、きちんと整備されたライド系アトラクションも含めて「本当にこの人達は(客が来ないと自虐プロモーションをしながら)ガチでパーク運営をしてきたんだ」という感想になったんだけど、だからこそンゴちゃんが見つけて気に入ってベタ褒めして切り抜かれて…っていう流れを生むことができた、ということでもあるよな。
他の何かと比較するでもなく、俺自身も肝に銘じながら毎日を過ごして行きたいと強く思わされました。

繰り返しになりますが、志摩スペイン村、いいところでした。
これだけ幸せな結果に終わると次のコラボもあるんじゃないか、という気にもなりつつ、
まずは何も無い時期にそっと遊びに行く機会を作っていこうと思います。