ごてんの旅日記:21/10/21 – ゆかりん仙台ついでに散々食べ歩いた時のこと

この辺のやつ。
6月の話だったんですねこれ!一瞬で時間が過ぎててやばい!
思い出しつつメモを残していきます。

まずはゆかり王国の話

すごいよかったです(語彙力)

はじめ俺は大きな勘違いをしていて、
「観客側が声を出せないんだからゆっくり落ち着いて観賞できるんじゃないの」と思っており、本来必要だった所持品を全然持っていかなかったんですね。
もちろん、ゆかり王国はそんな甘えが許される場所ではありません。

「口が動かせなかったら全身で表現する」
完璧に統率の取れた手拍子と振りコピを見ながら、「そうだったわ…」とすごい納得した。
一番後ろの席だったおかげで命が助かった感あります。※手拍子はちゃんとやった

前回の参加(ゆかりっくFesだったかな)からずいぶんと間が空いちゃってたけど、
ゆかりんライブの会場で得られる「帰ってきた」って感覚は他と比較にならないものがあるな。
コロナ禍で久々のライブってこと以上の感慨がありました。リハビリできた!って感想。命の。
これからも帰ってこられる場所として残り続けて欲しい。全通はできないけど応援しまくりたい。

で、ここからは宮城旅行の話をする。

仙台の肉

仙台入りして最初に向かったのは、焼肉の大同苑

仙台牛をはじめとするカルビやらザブトンやら牛タンを思う存分焼いて食った!
肉の旨味と脂の甘さを胃もたれ無く楽しみ尽くせる仙台牛の良いところを完璧に堪能できます。
(元々本店は盛岡にあって、最初に食べに行ったのは本店の方だったんですけど、
そっちの上焼肉ランチも仙台牛が出てきたんですよね…)

こちらの名物であるネギタン塩(東京のお店がここのアイデアをパクったのでは?と軽く燃えたのがこのお店を知るきっかけになった)もユニークで美味しい。

特筆すべきは追加で頼んだレアステーキ。
間違えて2人前頼んじゃったかな?と勘違いするような量の仙台牛もも肉。最高でしかない。
地元の方だとレアステーキっつってユッケが出てくるお店もある中、このボリュームと味で1450円はちょっと脳がバグる。白米に乗せて黄身を絡めて食べると意識が飛ぶほど幸せになれるので是非。また食いにいきてえ。

さすが盛岡に本店があるお店だけあって冷麺も絶品。
昼飯時点で大満足ですよ。近くへお出かけの際は是非お立ち寄りください。

仙台の肉その2

泊まったホテルの近くにあったのでつい。
やっぱり「本店」ってワードには力があるよな。
先週本店が移転したとのこと。マジか。

移転先にも目の前でお肉を焼いてくれるカウンター席はあるんだろうか…ってのはさておき、

仙台の地に降り立った時点で節制という言葉が消し飛んでいるため、
気になっていた極上芯たん単品とお米代わりの芯たんを注文。お米代わりってなんだよ。

普段食べてる牛タンって1枚頼むと2切れで提供されるやつなんですけど、極上芯たんは1枚1切れ。
ただでさえ希少な牛タンの特別な部分というだけはあって、もう柔らかさが異次元。凄い。
火加減と塩加減も絶妙で、おやつだからと米を抜いたのは失敗でした。これは1枚でご飯2杯はいけるやつだ。

一緒に頼んだノーマル芯たんも美味しかったんですけど、極上の方は美味しくて凄いって感じだった。
昨今のあれやこれやでお値段も大変な事になってそうですが、これもまた食べに行きたい。

余談。
東北まで来た甲斐のある日本酒リストに大興奮したんですけど、
ここで「このお酒は頼めるんですか?」と恐る恐る訊いてしまうのが小物だよなあと思った。
この後同じ過ちを別の場所でもやるんですが、それはまた次の機会に。

仙台の肉その3

ヨドバシ仙台のほど近くにあるまんぷく亭
ゆかりんにせよアイマスにせよ、仙台/宮城公演の後はほぼ確実にありさんとここで食ってる気がする。

ここはとにかく肉質に対するお値段がおかしいことになっていて、

牛タンくださいって言うとこの分厚いやつが出てきますからね。
大丈夫?なんか特上なんちゃらとかと間違えてない?

そこらのチェーン店とさして変わらないお値段で美味しいお肉がたらふくいただけますので、
ライブ後に高まりきったテンションのまま突撃して大いに飲み食いするのがいいと思います。超おすすめ。

幾度かの女川へ

今回はじめて電車を使った。
いつもは家から車でここまで来てたからな…

仙石東北ライン~石巻線で女川入り。

ゆぽっぽでひとっ風呂浴びる気まんまんだったのに、5月の地震の影響で休館。膝から崩れ落ちる。

というわけで、シーパルピア女川を抜けた先にある旧女川交番へ。
よくよく考えると、東日本大震災遺構をじっくり見るのはこれが初めてかもしんね。

入口に見えた壁が実は屋上だったということに周囲を歩くことで気付くというつくりになっていて、
(しかも倒れた原因は津波の引き波だって。津波おっかなすぎるでしょ)
理解した瞬間少し固まってしまった。

初めて女川に行ったのは、常磐自動車道が震災後全通した2015年の7月。
道中点在する放射線量の案内、「ここから帰宅困難区域」の看板等、4年経ってもなお復興が許されない(裏を返すと震災直後の風景がそのまま残っていた)地域を無言で走り抜けた後、まだ駅舎以外に何も無かった女川駅前でしばし呆然としたことはかなり鮮明に覚えています。

まさかその後シーパルピア女川に舞台めぐりのお手伝いで通うことになるとは思わなかった。
ともかく、特に何も無かろうと、女川には年一で訪れつつ、復興の進み具合を眺めてきたんですよ。
そこを日記に残せよアホかって話ですけど。

で、そんな女川旅行のモチベーションを高めてくれたのが、孤独のグルメ…で紹介された、

女川のメシ

ニューこのりさん。
未だに土日はえらい行列ができる上、この日は月曜日だったのに早い段階で満席になってしまっていた。

この日の感想は、とにかく「生ウニ丼が美味かった」に尽きます。

ウニの生臭さが超苦手だったのに「せっかく来たんだし食ってみるか」と頼んだ当時の自分を褒めたい。
生臭くない。醤油をかけたプリンよりも甘い。というか醤油かけないで食える。単純にウニが美味い。
これはすげえよ。もうこれからは食えるよウニ。

…20代後半以降、苦手な食材が突然食べられるようになる(好き嫌いが直る)ことがままあるんですけど、
実際は「最高に近いものを食べることで、苦手食材の美味いところを脳に覚えさせる」の繰り返しでした。
いやー、最高でしたわ女川の生ウニ。味でウニを敬遠していた人、ここでならいけるかもしれないよ。

飯テロまとめ

おいでよ宮城。何食っても美味いよ。
さらにさらに、この後は牡蠣が美味しい季節になるよ。

お先にトクだ値スペシャル期間中にまた行けたら、なんか日記にします。