人知れず大枚(略)第二弾。→第一弾
■CINEMA 24CM HG x3 + PRIMARY SP-200 + SUB111.2ESP HG + Sub-1
ある時期を境にサラウンドに関する話をし出した事には何の質問も来ませんでしたが、
「もうそろそろ2chだけで満足するにも限界だから、
メインシステムと切り分けてでも5.1ch環境を作ってしまえ」
と一念発起したのが6月下旬ごろ。
本当はCINEMA PIPE HG2本を買ってメーカーを揃えようと思っていたのですが、
(全部揃えたらいっぺんに日記にする予定でした)
途中で資金に限界が来た+フロント2chがN805のままでも良い塩梅だった、
辺りの理由で結局追加せず現時点までダラダラと来てしまった。
テレビの前に置いても画面を隠さないスリム型のセンタースピーカーが欲しいと考えており、
実質DENONのSC-C7L2辺りとの2択で選ぶというやや受け身のチョイスだったものの、
いざ鳴らしてみると驚くほど力強く、かつくっきりした音が出てびっくり。
それでいて設置場所をシビアに選ばず、位置関係さえおかしな事になっていなければ、
スリムな筐体からは想像できないほどの豊かなサラウンド環境を満喫できます。
ぶっちゃけサブウーファー無くても大丈夫でした!
バーチャル系の疑似サラウンドは耳の後ろがぞわぞわしちゃって苦手なだけに、
背後に音源が実在する安心感には名状しがたい物があります。
スペース的に余裕は無いけど出来るだけしっかりした環境が欲しい方は是非。
純粋に気が向いたので査収。
楽しいミュージカル映画って事でプロデューサーズ以来の同ジャンル。見ないとな。
本作品に関しては、SDDSが持つサラウンド情報がPS3にて適切に処理されず、
バージョン2.40において修正された、という経緯を持っています。
(ソフトのせいじゃなくてPS3の再現性の問題ね)
DTS-HDMAではサラウンド時のスピーカー配列にも多くのパターン(7種類)があり、
作品によって意図する配置が違うと再生時の印象も変わると言う事に驚いたものでした。
まあ、この辺は7.1ch環境が無い俺にはそこまで大きな影響は無い話なので
普通に楽しめそうなのですが、
このサラウンドの位置配列に関する認識を新たにするきっかけになったのが、
何を隠そう360版のCLANNADでした。
□最初ドルビーデジタル設定で再生させた時、
渚のテーマのサビにて全チャンネルからドーンと低音が出てきた事に強い違和感を覚え、
「全chステレオを圧縮しただけで罠だ」と書いてプロトタイプから直接ツッコミを受けたのは当日の日記に部分的に記載した通りなのですが、そのやり取りの中で
渚のテーマは、曲自体の持つストーリーに合わせ、ピアノ系を前面に、重低音かつ音量の大きなドラムス系をリアに配置しています。
という話を聞いて合点がいったという経緯がありました。
俺は5.1chサラウンドでの音楽再生と言ったら低音部分をサブウーファーに任せ、
リア部分は残響音等をフォローするための物であろうという先入観があったため、
元が2chステレオだった音楽の低音部分をリアに振るという手法が理解できずに
思いっきり勘違いをしたまま日記に書いちゃったわけです。重ね重ね申し訳ない限り。
正直かなりユニークだとは思うんですけど、曲によってはバンドの真ん中に座ったような
とてつもない臨場感を味わえるんでしょうねこれ。
サラウンド環境もある程度まとまった事ですし、いろんな物を聴いて勉強しないとな。