TBSアニメフェスタ2011

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イベントが終わった今振り返ってみると、
これまでのアニメフェスタとは味わいがだいぶ違う物になっていたな、という印象。
その辺は後述します、ということで。

情報スピードが驚く程早くなった昨今では「新情報」なんて看板は機能しませんし、
これまで通りに簡単、かつ適当に雑感を記します。
あーあとご結婚おめでとうございます!本編上映最後に流れたOPテーマも素晴らしかった。

オープニング映画けいおん!
「さーて今年の向井アナはどんなけったいな演出で登場してくれるのかな?」
と思ってたら、幕が上がったそこには放課後ティータイムのみなさんが!
オープニングから全力全開で跳ばされたのは初めてなんじゃないかなw

発表内容は、上記公式サイトにもある通り、キービジュアルと「ロンドンが舞台」って話、
それからもうすぐ(9/3から)映画館で新曲入りの新しい予告編が流れますよ、というもの。
どこで何を観た時に流れるのかがイマイチ分からないので、
公式サイトの更新を待つのも良いかなと思ってしまった。

普通に考えれば、現在連載中の大学編と高校編も何らかの形でアニメになるだろうし、
別に今回のステージで見納めって気は微塵もしないんですけど、
それでもここ数年のアニメフェスタを引っ張ってきた作品がオープニングを飾るってのは、
なんだか不思議な気分でもあり、同時にここからのイベント進行が楽しみでもあり。
あと何年、俺達は放課後でいられるんでしょうかね。

電波女と青春男
■新作番組特番…ことIS
緋弾のアリア
放映終了組コーナー。
とはいえ、ISはOVAワンオフフェスティバルBD/DVDの話がメインでした。
全作品にライブパートがあって、テンションも下がらずといった塩梅。

例年は途中途中でお歌のコーナーがあってもそれなりに盛り上がるぐらいで終わってましたが
(体力は3部に取っておきます的な)、
今回はのっけからけいおん祭りだったせいか、
「なに?歌?よし立つぞ!」という状態になっててなんか凄かったです。
やっぱりファーストインプレッションってのは凄く大事なのだな。

まよチキ!
んでこっちは放送中の。
コーナー最後にライブがあるキタエリだけ華やかな衣装で楽しい違和感が…
と思ってたらEDテーマ(君にご奉仕)は3人で歌ってて噴いた。
今期の中では一番「あー俺は今だらしない顔でテレビ見てるんだろうなー」と思える作品なので、
最終回までがっつり堪能した後でBD買って思う存分見返したいところ。

■新作情報
キルミーベイベーはここ。
単なる告知かなーと思ってたらちょっとだけ動く絵が見られて快哉を叫んだものの、
びっくりする程ゆっくりしたテンポだったので、
もうちょっとカッチリしたPVなり本放送までの判断は保留とさせて頂きたく。

で、このコーナー内にてアマガミの2期制作が発表されました。
「ちょっと長めの1期ダイジェスト後に2期発表」という流れの体験は、
後ほど巻き起こったはずの衝撃と感動をほんの少し軽減させてしまったのですがそれはまた後で。

ラストエグザイル -銀翼のファム-
僕は友達が少ない
これから放送組。
ラストエグザイルは1話丸々、はがないは単行本に収録されるという0話(HD画質)を上映。

ラストエグザイルの満足度が激しく高かった…というか、
これ放送版は無理でもBD版は5.1ch収録でリリースして欲しいとかなり強く思いました。
大迫力の空戦を、是非ともサラウンドで堪能したいぞ。

…後はこのテンションを最後まで維持して頂ければ言う事ないかなw
前のシリーズは途中で俺の興味が尽きちゃったもので。

アイドルマスター
…基本ノーコメントで。
恋のから騒ぎを思いっきりパクった(音楽まんま)コーナーが始まった時にはちょっと噴いた。

ひだまりスケッチ特別編
笑点を思いっきりパクった(音楽まんま)コーナーが始まっ(略)
アニプレ系列の作品がイベントをやると大概こんなんですけどここはTBSだぞ!すげえな!

今回の特別編は、○期の~って物ではないため「ひだまりスケッチ×SP」というタイトル。
2話中1話が上映されました。SP専用という新作OPがとんでもない跳び曲だったな…
10月29日から、BS-TBSで2週間に渡って放送される予定なので是非とも見るべし。
それから、もうとにかくOPがアホみたいに可愛いので録画して100回リピート再生すべし。

で、いきなりその跳び曲をライブで披露した後そのまま終了してしまった。
事前の予想を覆す、長い(50分)割には淡泊なステージで……と思っていたら、

エンディングひだまりスケッチ4期制作決定
向井アナが登壇、「こちらをご覧下さい」とだけ言って引っ込んだ後、
スクリーンに映ったのはひだまりスケッチ3期分のダイジェスト!
もう流れがアマガミ2期の発表とまんま一緒だったんで会場のほぼ全員が同じ反応でしたが、
それでも「4期制作決定」という文字が出た時にはなんかもう凄い事になってました。
初代ひだまり王の、そして全ひだまらーの悲願が成就した瞬間でしたなあ…
おめでとう!そしてありがとう!

5年連続5回目となったひだまりスケッチのステージに、
まだ見ぬ「6年目」の可能性が生まれた事も凄く嬉しい。
今年のスケッチスイッチは最高に幸せでした。これ以上の言葉が出て来ませんです。

現状「作る事にした」ってだけでなんにも決まってないような状態みたいなのですが、
きららキャラットでの連載もそろそろ終わりそう(紗英とヒロが卒業する)な事もあって、
「もう絶対に次はありません」という形で綺麗にまとまりそうな予感がします。
よしんば原作が2人の卒業後、更なる新入生を迎えた上で続いたとして、
あの4人が揃わないイベントが開催されたとしても、それはすっごく寂しいなって思うのよね。

何はともあれ、スケッチスイッチのライブが終わった後にそのまま幕が下りて終了。
ちょっと今年は向井アナ分が少なかった気がする。

■まとめ
ここまでの駄文を一通り眺めて感じるのは、何はなくとも「新作の少なさ」。
TBSアニメフェスタの醍醐味だと思っていた「新作の紹介+1話先行上映」を体験出来たのは
実質的にラストエグザイルとひだまりSPだけで、
あとは放送中か放送終了後の作品ばっかりでした(新作OVAとか未放送話の紹介はあったけど)。
代わりにライブパートが大増量だった事もあって、満足感は非常に高かったんですが、
「事前情報無しに新作を見て一喜一憂する」って点では、ちょっと物足りなさを覚えたかな。

GO! GO! MANIACから始まり、スケッチスイッチで終わった今年のTBSアニメフェスタは、
過去3年間の集大成とも言える濃密な、かつ至福の7時間でした。
皆様お疲れ様でした!また来年。