エイプリルスルー雑記

■結局今年の4月1日は、
「俺は大衆の度肝を抜くコンテンツをアップロードして世界中の注目を集めた」
という自分への嘘をつき続けたままで終了してしまいましたが、
この日のために気合いを入れたネタを披露された皆様お疲れ様でございました。

ほとんど見られませんでした(‘A`)

□そういや俺の中で特に印象的だったのは、
9年前の4月1日に公開録音の場でファンに入籍を発表した林原めぐみ。

あの時の録音MDは今でも大切に保管していますが、
とまどい→どよめき→阿鼻叫喚の流れは今聞いても大きな驚きを体感できます。
あの後ファンが真っ二つだったらしいから、いろんな意味で愛されてたんですな。

とか考えながらネット見てたらがそさんが。
お、おめでとうございます。時期が時期だけにすげえ疑心暗鬼。

こう言っちゃうと何千人に首を締め上げられるか分からないんですけど、
17+14歳のゆかりんはいつ頃なんすかね。結構楽しみにしておるのですが。

■このサイトを始めてからそろそろ8年になろうかという時期になりましたが、
これくらい長い間いろんな事を題材に文章をしたためていると、
俺の趣味や心境、それから社会的な立ち位置と同様に、
「ウェブ上に物を記すにあたっての環境」も年々変わってきているなーと思います。

ちょっとした情報はGoogleで調べられるし、
詳しい事を知りたければWikipediaを見ればいい、というようになった最近では、
自分の文章が「間違った事を書いていないか、認識不足ではないか」を調べる時間の方が
文章を直接打ち込む時間よりも、何倍も多く費やされるようになりました。

仕事を始めてから「時間が無いため」更新ペースが大きく落ちましたが、
要するにその時間ってのは「単なる確認作業」に過ぎないわけです。
細かい所まで覚えていられない自分の脳から紡がれる文章に、
事実に基づく説得力を付与してあげるだけの時間が作り辛くなってしまった。

少し前に週刊アスキーの誰かのコラムで、
「web2.0時代、多くの情報が手に届く距離に来過ぎたせいで、
 コラムニストは存亡の危機に立たされている」
といった内容の文が書かれていました。

誰もが共通の情報を引き出す事が可能になった事で、
個人が所有する知識が役に立たなくなり、
物書きとしてのアイデンティティが大きく損なわれてしまう。

向こうは原稿料をもらって仕事をしているプロで、
こっちは基本無料の駄文を書き散らすアマチュアではありますが、
前出のコラムを読んで、どうにも他人事には思えないのがなんとも。

まあこんな事で悩む暇があったら気の利いた文ひねり出せよって感じなんですけどね!
こればっかりは同意も求められないんで細々と頑張ろうと思います。