雑記-07/10/21

■おとどけものでーす。

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…というわけでWiiジャケット到着。
急いで作った物かと思いきや、握り心地からコネクタ部への細やかな配慮等、
しっかり考えて作られてるなあという印象。

横持ちスタイルの操作性が絶望的(Aボタンに指が届かない人もいるのでは)、
クラコンやヌンチャクを付けてると電池交換が面倒等、
安心と引き替えに犠牲にした物もかなり多いのではないかと思うのですが、
意外と取り外しやすいのでその辺は適宜対処すれば良いのかなとは。

「遊びやすさも考慮したシリコンカバーは他社様の素晴らしき商品をお求め下さいませー」
という売り方もできそうなので、サードパーティーの方はここが腕の見せ所。
「純正品よりスタイリッシュですよ!」と言えば全てが許されてしまいそうですが。

ちなみに、VCしか遊んでない俺には当面出番が無さそうなのが玉にキズ。
メニュー画面でも全部クラコン使ってるからなあ。

GT5P体験版落とした!
ぐおおIS-Fまだなのか!と思いつつ、とりあえずGT-RとランエボXを中心にお試しプレー。

GT-Rであっさり1位獲れましたが確かにこりゃ速い。
ゲームでしか遊べなさそうな速度域なら確かに素晴らしいと思います。
これからも色んなレースゲーでプレミアムな速さを見せつけてくれるのではなかろか。

一方のランエボXは内部機構がかなりの所まで再現出来てるって話を聞いてたのですが、
とにかくAT設定で堪能できるツインクラッチSSTの恐るべき早さに驚嘆した。 
「良く走り、良く止まる」という運転フィールは素晴らしい物で、
日本の道で活躍するのに十分過ぎるポテンシャルを持ってるんじゃないかと思います。
速い遅いはともかく、今回収録の車種では一番走りやすかったかなと。良い車だわこれ。

肝心のゲーム部分なんですけど、無料体験版だから仕方ないとは思いつつも、
「とにかく車を入れてみました!鈴鹿で走れるようにはなってます!」
程度の完成度、というのが正直なところで、これからの道を考えると真の完成品まではかなり気長に待たなくちゃいけないかなという印象です。おそらくプロローグ製品版でも対戦時の妙な挙動や終始つきまとう「軽さ」が解決されることは無いのではないでしょうか。

重量級のスーパーカー達がカーブ付近で競り合う際「コツーン」とでも言わんばかりに吹っ飛んでいる様を見ると「あ、あれれー?」という気分になってしまうんですよね。
あのままだと緊張感や快感が大きく損なわれてしまいます。
あと、グラフィックも今の状態で「これで完成です」と言われたらちょっと厳しい。
数多ある比較対象に対する明確なアドバンテージがいささか不足気味かなと。

重視すべき点が多いことで相当苦労されてるんだろうなーというのは凄く理解出来るのですが、正直PS3世代のゲームに対して「何でも全部入り」というコンセプトは難しいのではないかとも思えてしまうな…

今から配信が楽しみで仕方がないGTTV等、自動車文化をもっと深く理解し、楽しんでもらおうという姿勢は本当に素晴らしいし、是非成功して欲しいと思っているだけに、どうかゲーム部分の作り込みも頑張って頂きたい、としか今は伝えることができません。
海外デベロッパーのソフトに負けない完成度の製品版に期待しつつ、今回は〆。

しちみさんの衛絵