実は購入日がバラバラだったりしますが気にしない!
月も週もまたいだところでネタバレ厳禁という雰囲気は変わらないのですが、
とりあえずマリみては表紙で判断してくれという感じですなあ。
ここで見るべきは曈子の胸元。
あとハルヒは続くからってあとがきが無い所にすげえ男らしさを感じた!
最初読んでて「どんだけ上下にスペース稼いでんだよ」と思ってましたが、
なるほどそうなる作りでしたね。どうまとめるのか今から楽しみ。
んでもって今日買ってきたびんちょうタン。
アニメで流れたエピソードも混じってきて、
やっとびんちょうタンが独りじゃなくなっていくという課程をじーっくり描いてました。
特に放送時かなりホロリときた「着物のおもひでびん」に関しては
びんちょうタンが着物を新調するきっかけとなった事件が1話分たっぷり描かれており、
あまりのやるせなさに号泣しちゃって一気に読めませんでした。
もう「可哀想」とか一言で表現する事ができん。正直言って読むのが辛い。
他のエピソードも含めて、どこか淡々とした展開が続く事も、
感受性をいたずらに刺激してきて何とも言えない気分になってきます。
アニメでは無神経とも取れたくぬぎタンの行動(=魔法)に関しても、
その前段階として出自がもたらす孤独が丁寧になぞられているため
お互いのすれ違いっぷりが強調されまくり。
このエピソードを余さずアニメ化してたら、
俺は何時間泣きっぱなしだったのか想像も付きません。
正直ここまで胸を締め付けられる作品なだけに
見る人によってはよくないトラウマを植え付けちゃいそうなんですけど、
…それでも、この本は末永く手元に置いておくべき。
大人になって、忙しさで自分の価値基準を見失いかけた時、
どうかささやかな幸せを慈しみ、
その喜びを他人と分かち合える人間になれますよう。
□ニコニコ動画でアニメ版見てボロボロ泣いちゃった御仁は絶対に読むべき!
原作読んでからアニメ見ると余りの深さにビックリする事うけあいです。
書店によっては車雑誌のコーナーにあったりアニメージュの横に置いてあったりと
ターゲットが二分化しているがゆえの迷いっぷりを垣間見せていましたが、
どちらかというと「待望の」というより「やっべ出ちゃった」という表記がふさわしい
大問題作をさっくり査収してきたよ!
実はこの前秋葉に行った際なのはおぱんちゅ号(表紙下)を目撃していたのですが、
実際に普通っぽい家族連れが凄い勢いで撮影大会してました。
「極める」という単語を簡単に使っちゃう事もできますが、
その方向性が(ちょっと歪んでいるとはいえ)
きちんと「ショーアップ」の方を向いているからこそ大きな反響を得られるんでしょうね。
…というかそこらのカスタムカーよりも強烈に目立つだけに、
「目立ちたくて痛車にする」という土壌が出来るとなんかもう大変そうだな(‘A`)
「カラーは目立つけど綺麗に保っておくには途方もない手間と時間がかかる」
「ものごっつイタズラされやすい」「目立つ故の交通マナー遵守」等々、
もう最初っから「半端な方お断りですよ!」という雰囲気がプンプンしますが、
その分新規参入者のモラル底上げが期待できますし、
コメントは若干キツめですけど、想像以上にキチンと作られた本であると思います。
そもそもこういったウェブサイトで自身の恥を惜しげもなく晒している俺はもちろん、
宴会芸でウケを狙う事を楽しみにしている社会人も当てはまりますが、
自分の愚行に対して「バーカバーカ!」と笑ってもらうことを喜びと捉える人間が、
世の中には少なからず存在するのです。
そこに程度の差こそあれ、
「楽しませたい」という意志が存在し、なおかつ一定の望む結果を得られているのなら、
周囲にかける視覚的な迷惑とのバランスを取りつつ続けて行くのは十分アリだと思います。
俺はやっぱり恥ずかしいんで今以上はやりませんし、
明日納車される新しい車を痛車にしようとは考えていませんが、
好きな物(キャラ)への愛情をアグレッシブに表現するこの文化を
(良い意味で)生暖かい目で眺め続けようと思います。
公道で見かけたら指差して(良い意味で)笑うかもしれませんが怒らないでね!てへり。