「どりきゃすさん :椎名へきる」
このキャスティングの深さと重さが心に染み入るCDでございました。
別にキャストのおかげってだけじゃないのでしょうが、
全体を取り巻くノリと空気がどこか懐かしくも温かく(そしてちょっぴり気恥ずかしく)、
聴いてる最中頭にずっと「熱血電波倶楽部」という単語が飛び交う事態に。
頑張る事の尊さを教えてくれる良い話あり、
学生時代アニラジにハマっていた三十路前後の人間に対するノスタルジーな雰囲気もありと、
望外の満足感に胸がいっぱいになってしまった。本当に素晴らしかった。
これはたくさんの人にオススメしていきたい。ゲーム業界が分からなくても無問題です。
□…あと、ほっちゃんの「稲妻雷光斬!」を聴くためだけに3000円払っても良いと思った。
ゴトゥーザ様のQ&Aも秀逸。回答3が32Xで発売されたソフトで構成されており感涙する。
□CDに収録されているネタが最初にIKaさんのサイトで描かれていた頃と比べると、
さり気なく、かつコンスタントにソフトが発表されるようになったり、
うっかり10週連続で国内据置トップの位置をキープしていたり、
自虐ネタだったはずのアフリカ動画がWiiの間の華々しいスタートを飾ったり、
すりーさん…というかゲーム業界の潮目もだいぶ動いているな、という印象があります。
このCDの続編が出る頃には(出してね!)、
すりーさんのお話がサクセスストーリーとして語れるようになっている事を祈りつつ〆。
今年をどう頑張るかでむこう3年の趨勢が決まるでしょうし、ホントに頑張れSCE。