「第一期」とか「無印」ではなく
「本家」とか「本物」といった単語を用いたくなるみなみけのDVD2巻。
テレビをつけると「おかわり」が放映されている状況での無印DVD。
おかわりは4話以降、春香独裁政権下の恐怖政治アニメになってしまっていて
正直追いかけるのが苦痛になってきてるっつーのが本音なのですが、
そんな中で改めて見る無印の癒し効果の高さは異常とも言えるレベル。
春香の優しさと大らかさに強く心打たれ、
ほのぼのギャグアニメだったはずのみなみけが泣ける作品に早変わり。
そうか!おかわりの存在意義ってそういう事だったんだな!(意味:引き立て役)
期間限定版のみに付属しているCD内ドラマも無印の雰囲気そのままです。
つかサントラ部分に(俺達の愛する)保坂のテーマが入ってて噴いた!
8ビット時代のPCゲーを彷彿とさせる「ゲーム 先生と二宮くん」も素晴らしいな!
愛すべき姉妹の日常と保坂が心ゆくまで堪能できますので、
1巻を普通に買った人はもちろん(1巻の感想はこっち)、
おかわり(魔王春香)のせいで気分が沈んでいる人は是非。
期間限定版のCDも併せてお楽しみ下さると良いんだぜ。
□今回なにより印象的だったのは、
ブックレット内の声優インタビューにおける井上麻里奈さんの締めコメント。
みなさんはきっと夜にリアルタイムで見てくれてたと思うんですが、日曜の夜中に見て、ふふっと笑って、また月曜から1週間がんばれるような作品なんじゃないかなと思います。
それを望んでおかわりを継続視聴した結果がブルーマンデーなんだから救われないよな(‘A`)
やっぱり俺は「アレはアレで」と言える程大人ではありませんでした。