PS3アプコンのクオリティ目標がBD版Airであった件

専用プレーヤーを超える「PS3」アプコンの秘密
かないまるさんのアニメユーザーを唸らせる云々ってのはこの事だったんですね。
(何の事情か当該部分の記述が削除されておりますが)


プレリュード以外売っちゃいましたがOPだけでも区別は付くだろう!
というわけで確認。

※REGZAのZ1000にHDMIで接続しております。アプコン設定は「2倍」。
※解像度は1920x1080i。フルHDではないのでその点ご留意下さい。
※それから直接画面を撮影しているので画像がモワモワしているのも併せてご留意下さい。

□いくらアプコンとはいえ、
動きの激しいシーンでのレート不足によるブロックノイズは絶対に回避できませんので、
40Mbps超のレートがあてがわれているBDの方がくっきり見えるのは仕方ないものの、
文字とか制止画ではDVDアプコンが本当に意外なほど頑張っています。
今までぼやけたり滲んでいた部分がすっきりすると、見栄えが全然違うんですね。

で、実際に画質評価が出来そうなOPでの観鈴ちんを接写。

遠目では微妙に印象が違うだけで区別もクソもありませんでした。
というわけで右目付近を拡大。縦に並べます。

・1枚目
 
いやホントにモワモワしてますね。ごめんなさい。

・2枚目
 
さて、こうやって見ると、
1枚目はが髪の輪郭線が綺麗なカーブを描いているのがお分かり頂けると思います。
2枚目は綺麗ですが、線が細かったりギザギザしていたりと粗さが目立つものに。

PS3のアプコンが優秀とは言っても、やはり本物(BD)には敵わない。
俺も再生させるまではそう思っていました。

実は違います。DVDは1枚目です。

俺も実際確認して「うっそー!」と絶叫してしまった。
どういう事なんだこれ!
実はBD版のSD→HDアプコンがヘコかったのかっつーてもまさかこんなに違うとは!
同レベルどころか完全に追い抜いています。DVD版を手放すんじゃなかった。

そいや先週末遊びに来ていたariさんも「おーすげー」と言いながらDVDを取っ替え引っ替えしてましたが、このクオリティが他の作品にも波及できていると考えると「アップコンバート」という要素がマジで軽視できなくなってきます。

同等レベルをチップで表現させようとすると、例えばDENONだとこれになってしまいます。
実売40万のプレーヤーと同等の画像処理を、たった5万のPS3がまかなえてしまう。

もちろん使用部材による音質や再生品質の違いはありますが、今回のアップデートは多彩なラインアップを誇るAV市場に投入されたダイナマイトみたいなもので、敢えてユニバーサルプレーヤーを買い換え/買い増ししようと計画しているユーザーにとっては「PS3でええやん」という結論を与える結果になりそう。

本当にあり得ません。久々に興奮した。
PS3もこれで始まってくれる事を切に願いつつ、今回は〆。

□追記
しろはたさんのより綺麗で分かりやすい比較
酒井俊之さんの洋画比較+1080/24pインプレ

リンクが後になればなるほど高い再生環境(フルHDテレビだのプロジェクタだの)を要求してきますが、要するにかけた金にふさわしい感動が用意されているという事になります。

そりゃ超豪華な専用ゲームが即時大量に発売すれば誰も文句は言わないんでしょうけど、
俺は現時点でも超高性能なオタ向けAVハードウェアであると思いますし、
別にソフトが出るまでDVDでも見ながら待ってりゃええやんとか思うんですがどうよ。

□ま、物理的にソフトが無いのも確かなので、
その点に関しては半年ぐらいは石のように耐える必要があるとも思いますが。
360の時も1年ぐらいしてからようやくって感じでしたからねえ…
PS2がご健勝でゲームしか興味無いっつーとやっぱ待ち状態になっちゃうか。

PS3のアレ。

PS3のファームが1.80に
・DVDのアップコンバート
・PS/PS2ソフトのアップコンバート
・メモリカード内データの相互通行が可能に
・DLNA対応機器のメディアデータを読み出せるように(→

360のダッシュボードは機能追加を歓迎され、
PS3の機能追加は「その程度最初からやっておけ」と叩かれる理不尽。

それはともかく、今回のアップデートでやっと魅力が出てきましたな。
ここにはありませんが、ディザリング処理の追加でSACDの音質が飛躍的に向上したらしく、
BD付きユニバーサルプレーヤーとしての用途が更に最強になったかもしれません。

□ただしここで注意を喚起しておくと、DVDアプコンの但し書きにある
「D端子等のアナログでは市販DVDのアプコンはできません」
これは相当痛いと思います。規制のせいでしょうがないのは分かるんですが。

□HiVi等AV雑誌で推奨されている「PS3の高機能を堪能するための環境」は、
HDMIを音声のみの伝送としてAVアンプに流し、映像はD端子で出力するというものです。
HDMIで映像と音楽を一度に流すと双方の信号に劣化が生じてしまうというのがその根拠。

確かにSACDの音質は向上したのだと思いますが、
音声面のアップデートを100%享受しようと考えるとHDMIで映像を流す事はできず、
さりとて映像をD端子で出力しようとするとDVDのアップコンバートは堪能できない。
元々の予定でHDMI端子が複数個付いていた理由はここにあり、
1つに削られた事が大いなる損失になってしまった根拠もここにあります。
繰り返しになりますが、これはソニーが悪いわけではありません。

機能追加がされなければこういうジレンマに陥る事も無かったわけで、
嬉しい反面「早くHDMIが2個付いたハイエンド版を出してくれ」という気分も同時に。
(その都度本体設定を弄れば良いんですけどそれはめんどくせえよなあ)
贅沢な悩みではありますが。

ひだまりスケッチ3巻を見る限りではDVDのアプコン画質が相当凄まじかった事と
DV-S969AVi-Nよりも綺麗ってどういうことー?(‘A`))
まだまだAVアンプを導入する気にはならない事もあり、
俺はもうしばらくHDMI1本で新しいアップデートを堪能する気でいます。

ちなみに、パイオニアのブルーレイプレーヤーで注目ポイントとされていた
1080/24p出力機能ですが、設定項目を見ると普通に選べるようになってるんすよね。
やっぱBDプレーヤーとしてPS3ええやんと思った。

□一応PS2ソフトもアプコン画質を堪能すべく起動してみましたよ!

 
あら不思議!
高レベル時嫌がらせのようなパステルカラーだったテトラミノが見やすくなりました!
というわけで今までどうしても辿り着けなかった4曲目に到達。感動。

このまま毎日鍛錬すればレベルカンストできるかなあ。
レベル80を超えた辺りの接着時間が鬼過ぎるから無理かもしれないけど。