初めての多い旅になったので、その辺ざっくりと記していこうかなと。
去年の第4回も写真ストックがあって勿体ないので、別記事にまとめていきたいですね…
2015年、北陸関連での大きなニュースといえば、
北陸新幹線の開業。
そら乗りますよ!という事で、今回は往復とも北陸新幹線を使いました。
もちろん乗るのはかがやきだ!私、かがやきたいんです!
(電車で遠出をする時は必ずこれにしている)チキン弁当を食ってたらもう長野に着いてた!
あさまに乗って軽井沢に行く事はそれなりにあるんですが、その軽井沢をあっさり通過する辺り、
かがやきさんの「お前らは北陸に用があるんだろう?」という男らしさ、
「途中トンネルを山ほど通るが通信できると思うなよ?」という男らしさに終始震えていた。
特に高崎を過ぎた辺りからは驚くほど長い圏外タイムが待っており、
周囲の人のスマホがトンネルを抜けるたびに通知音を鳴らしている様は非常に趣深いです。
この圏外地獄、ビジネス用途で使う人にはなかなか悩ましいんじゃないだろうか。
とはいえ、車で行けば7~8時間、飛行機でも諸々考えれば6時間じゃきかない距離の金沢駅に、
わずか3時間足らずで着いてしまう圧倒的な早さは何者にも代え難い魅力。
金沢で買った要冷蔵の海産物を(常識的な量の保冷剤で)おうちに持って帰れる喜びも、
途中の寄り道ができない物足りなさを補って余りある感じです。
…新幹線開通の副作用で、金沢駅のお土産売場が死ぬ程混雑していたのもご愛敬だな?
せっかく電車で金沢に来たのだから、それっぽい観光地を巡ってみまっし!
と思い立った我々は、現地で合流したP6さん達と一緒にまずは近江町市場へ。
地元付近で買うと千の位に1が足されそうな能登牛にひとしきりヨダレをたらした後、
海鮮丼を食べる。
コスパの高さが行列の長さに比例している印象を受けました。
さして並ばず入れた所で「お、おう…結構するな…」となりましたが、
基本美味いしまあ多少はね?
これまた関東のテレビ番組で盛んに特集されていたひがし茶屋街もぶらつく。
趣深さを感じる前に人の波に押し流される感覚もあったりしたけど、
実際あちこち見ながら歩いてるだけでも良い場所だったし仕方ないかな。
「ほあー、みんな金箔ソフトクリーム食ってんな」
と思いながら茶ゆさんで雪見アイスもなかとお抹茶をいただく。
みそ味が思った以上に美味しかったので、次に伺った際は1個まるっと平らげたいですな。
「しまった!これじゃただの金沢旅行記だ!もっとぼんぼれよ!」
という何かを受信したため、花いろ劇場版でおっさん達の涙腺を勢い良く開いたシーンの場所へ。
大和デパート香林坊店の屋上プレイランドですな。
しばらく屋上でのんびりした後8階に降りて大北海道展を堪能する辺りいつもの感じですね!
21日までやってますんでお近くの方は是非。何の日記だこれ。
いい加減ぼんぼらなきゃ怒られる…と、16時回った辺りでようやく湯涌へ。
このすっとぼけた画像しか手元にありませんでした。ホントすんません。
2年ぶりのやまねさんは看板がオシャレになってた。
チェックインをささっと済ませて、まずは協賛者パスをもらいに行く事に。
シャーロットやや推しの物販を横目に眺めつつ、協賛者パスを無事査収。
一緒にぼんぼり祭りのパンフレットをいただき、ここで祭りの概要を知る。遅い。
来るのも遅かったんで日が暮れてしまった。
夕日が綺麗でみんな空撮ってた。
さて、ここからは宿でいただいた晩ご飯の紹介をしようと思ったのですが、
結論が全部「超うまい」にしかならないから全部いっぺんに並べたった!
当初ノドグロとアワビを選んでおり、肉を食う予定は無かったんですが、
元々のプランに鹿児島産黒毛和牛と松茸のすき焼きが入ってたらしくて
結果的に魚も肉も全部堪能出来てしまった。ホント何食ってもうめえな…
獲れたてのノドグロを炭火焼で食す贅沢。
金沢に来て本当に良かったです。
そうこうしている間に20時を過ぎてしまったため、神迎の儀は宿の庭から眺める。
みんなちょっと金沢市長が好き過ぎるのではないか。
次回ぐらいで市長のペンライト色がまとまってるんじゃないのか。
…そう、市長の口から第6回ぼんぼり祭りの開催が発表され、
あわせて来年富山でライブやるぞという告知も行われていました。
ぼんぼり祭りが次に繋がった事もそうですが、
北陸地域でのイベントがこれからもあるんですよってのが何より嬉しい。
旅をするきっかけは多ければ多い程いいよね。
まあSHIROBAKOのイベントはやたら近所でやるんだけどな…
25日は茨城方面に出かける予定があるから、帰りがけに寄れたら寄ります。
今回は初めて個人協賛ぼんぼりを出した事もあり、
お炊き上げを玉泉湖で見られた…んですけど、
遠い。
まあそりゃそうだな。
入場フリーになってからじっくりと炎を眺める。
日中市内観光にかまけて湯涌入りがギリギリになりましたが、
今年も無事にぼんぼれました。また来年もみんなで楽しめるといいな。
さて、一夜明けて祭りの余韻を楽しみつつ、
主催者発表ながら14000人が集まったというニュースを見てひっくり返ったのですが、
何と言いますか、今回は「進化」よりも「(客層の)変化」による増員があったのかなとは。
というのも、
去年は日帰り強行軍であんまり気にしてなかったんですけど、
湯涌までの道で、こんなに路上駐車の多さが気になったのは今年が初めてだったんです。
特段調べないで現地まで車で来たけど追い返されてこの辺に駐めたのか、
元から確信犯なのかはわからないものの、
一般層の集まるイベントで普通に見られるこの光景が、遂にぼんぼり祭りでも…と考えた時、
良い事じゃないのは当たり前なんだけど、どこかでちょっと安心もしちゃったのね。
ああ、これは湯涌ぼんぼり祭りが「花咲くいろはのイベント」という枠からちょっとはみ出て、
「湯涌温泉のお祭り」として楽しまれる素地が出来上がった結果なんじゃないか、とか。
今回ぼんぼり祭り自体には声優さんのイベントが無く、
なおかつ花咲くいろはという作品自体にもさしたるブースト要素が無かった状況下において、
昨年よりも多くの来場者に恵まれたというのは、北陸新幹線効果以上の何かがあると思いたい。
来年開催される第6回、湯涌を訪れる楽しみが更に増えました。
さらば金沢。
またぼんぼりに来ます。
■余談
湯涌の宿が宿泊予約を受け付けるのはだいたい当日の半年前とあって、
今年はさしたる問題も無く予約が取れたのですが、
北陸新幹線効果が宿の予約に影響を及ぼすのは来年になるかもなーとか思ったりする。
依然多かった自家用車での宿泊客に加えて、電車で来た系のお客さんが今後どれだけ増えるか、
そしてぼんぼり祭り以外の時期にどれだけ集客し続けられるかが今後の見所になりますかね。
何しろ、関東からの金沢(富山)は凄まじく近い場所になりました。
往復で北陸新幹線を使ってつくづく実感した。
日本海に面した北陸地域に点在するアニメの舞台をどしどし盛り上げていけるような何か、
これからも考え続けていければいいな。できる限りの事はしていこう。
メガネブ!…うっ、頭が…