買い物-08/06/19

nuforce Icon(ブルー)+PFR-V1

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人知れず大枚はたいて買っちゃってました第一弾
nuforceの小型アンプIconと、ソニーの憎いあんちくしょうことPFR-V1。

□実はIconをオーダーしたのは先月末だったのですが、
注文してから家に届くまでの10日間で日本での取り扱いも開始されていたのでした。(※)
勢い込んで海外発注かけた俺の立つ瀬が無い。

(※)
国内販売価格は35700円なので、実は送料($62.50)込みでも直接買った方がお得です。
特にシルバー狙いの人は$199とかアホみたいな値段になってるので、
海外通販に抵抗無くて無保証ばっち来いという方は是非。

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やたらとスタイリッシュな箱の中身はこんな感じ。
電源ケーブルの先が3ピンになっているのには注意が必要です。
俺はデスクトップPC用の電源コードで取り急ぎ代用してしまいましたが、
そこらで売ってるややお高めの電源コードを別途用意しておくも良し。

スピーカーケーブルにも注意。
スピーカー側は差し込みやすいバナナプラグ(実はこれもスピーカーを選びますね)ですが、
本体側はあろう事かLANコネクタと同じRJ45端子(配置)になっており、
好みのケーブルを使いたい場合は別途かしめ工具が必要になります。
この辺は国内取り扱いショップで末端処理をお願いしてみるのも…できるのか?

コンパクトつーてもあんまり実感が沸き辛かろうと思いますので、
Icon導入と入れ替えに退役となるフライングモールCA-S3と並べてみました。

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縦半分。

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奥行きも半分ぐらい。
いくらACアダプタを使用しているとはいえ、
ここまでコンパクトにまとまっているのは凄い。

そして凄いのはコンパクトなサイズだけではなく、音質も然り。
こんなに小さいのにとてつもないパワーがあるんすよこれ。
それでいて、ただ各音域を持ち上げたような「無理してます」感は皆無。
スカッとしていてなおかつ力強いという、極めて良好な塩梅になっております。

生来おとなしめの音作りだと思っていたClassic1が、
Iconに繋いだ途端、見違える程に朗々と鳴るようになったのにはたまげた。
推奨能率よりも低い(86dB)Classic1ですらここまでなのだから、
ふさわしい組み合わせを用意してあげればメインに据えても大丈夫そう。
CA-S3の半額なのにこの満足感。コストパフォーマンスがただ事ではありません。

電源ランプの横にちょこんとついているヘッドホンジャックも単なるお飾りではなく、
ヘッドホンアンプとして専用の回路を備えるガチンコな作り。
こちらの機能を目当てに買っても全然問題なさそうですと言いますか、
俺がこれを買った目的の半分は「ヘッドホンアンプが欲しい」なのでした。

また、本体に直接USBケーブルを差してPCと繋げれば、
USB DACとして使用する事も可能。ノートPCの音環境に一花添えることもできます。
個人的にはSE-200PCIとラインで繋げた方が厚みがあって好みなのですが、
Iconをハブとしてメインシステムに繋げると相当凄そうなので
手間暇かけられる時にちょっと試してみたいすね。

元々は「PFR-V1が欲しい」→「でもCA-S3にはヘッドホン端子が無い」→「コンパクトでヘッドホン端子付き、それでいてCA-S3にあんまりひけを取らない、なんか良いのはないかしら」という狭いニーズにマッチする商品として買っただけだったんですが、
よもやこんなに良い物だとは思っておらず。嬉しい誤算でした。
PCの音周りをちょっと頑張って作り込んでいこうと思っている方は是非。

□Iconが長くなっちゃったんでこっちは簡潔に。

その発表当時から本サイト含め色んな場所で欲しい欲しい言っていたPFR-V1。
(本当は「イヤースピーカー」なんでしょうが、用途を鑑みて表記を「ヘッドホン」で統一)

Iconを注文した後到着するまでの間に買っていたのですが、
ほとんどのお店で店頭価格が34800円だったから安いと思って買ったのに、
まさかAmazonで半額になってるとは思わずかなりショックでした!安すぎるっつの!

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こっちはIconと違ってWeb上に様々な情報、感想が掲載されているので、
購入を検討した場合の資料集めには事欠きませんけども、
元々解像感の高さに定評があるPFR-V1と、
全音域に渡ってクリアな音を出してくれるIconの相性が非常に良好であることは
この場を使って伝えておこうかと思います。
特にココロ図書館のサントラ。このCDのために6万払ったと思っても全然惜しくない。

その構造から使用シーンが激しく制限される製品である事は間違い無いのですが、
音漏れするのが嫌っつっても隣の部屋まで聞こえる物ではありませんし、
何よりこの「ヘッドホンをしているのに、外の音が直接耳に入ってくる」感覚は、
一度体験するとやみつきになる事間違い無し。

ヘッドホンの閉塞感が嫌だった人や、
パッドが当たったところが蒸れるのが嫌だった人にとってはオンリーワンの逸品。
定価(税込み55650円)だとさすがに高いと思いますが、
実売が3万円を切った今となっては全力でオススメするしかありません。
騙されたと思って一つ買ってみるといいよ!新しい感覚に浸ってみるといいんだよ!

□ちなみに、PFR-V1のダクトを「耳の奥に突っ込む」形で装着していると、
聴き始めてから1時間強経った辺りで耳の奥が痛くなってきます。
最初の3日ぐらいは「痛くなるんじゃ意味ねえよ」と悪戦苦闘しつつ、
上手い事ハマるポイントを見つけて以降は問題無しの状態に。
もとより普通のヘッドホンでも側圧で耳が痛くなってしまう俺には非常に有難い。

まあ長時間リスニングはやめとけという話でもありますけど、
興味のある方はダクト位置と調整範囲が自分にとって問題無いかどうかを
何かの形で確認した方が良いと思います。

雑記-08/05/12

義勇軍には休暇をもらいつつ、風邪の療養と部屋の掃除をする週末を過ごす。
今回はモノ減らしよりもホコリ取りをメインでやったんですが、
こういうのをまめにやらないからどんどん身体の免疫力が下がっていくのかなとか。
いや関係無いか。最近の体調不良を人に話すと「オマエ肉食い過ぎ」と絶対言われる。

掃除機でやかましいのを良い事に、前々からメインシステムで試したいと思っていた
音質を整える音(ニコ/Youtube:音量注意、森の妖精:周りに注意)を実行。
低音~中音域に関しては「おっ」と言える程変わりはしたものの、
動画サイトの音声ってそもそも圧縮されてるから完璧じゃないのでは?とも思ってしまうな。

「変わった≠良くなった」という事を前提に置きつつ、試される方は自己責任で。
気に入らない音になっちゃった人はエージングを頑張って下さいな。

□現在の進行状況を上に載せてからしばらく経過するヴァルキュリアですが、
結局3時間ぐらいかけて10章をクリアしつつ11章へ。このゲームむずい。

シャイニングフォースですらリターン多用のドーピングをしないとダメな程に
「シミュレーション」と名の付くジャンルを避け続けてきた俺には大辛口も良いところで、
偵察兵を進ませ過ぎてうっかり殺されちゃったらロード、
対戦車兵の攻撃がスカったらロード、地雷踏んじゃったらロード、
突撃猟兵を屠るのに使ったグレネードが実は橋を爆破するのに必須だった事に
後から気付いてあわててロードと別の意味でのロード地獄を過ごしています。
またロードにかかる時間が異常に長いのよね…

普段ならあっさり投げるか積むかしてそうなんですけど、
半泣きになりながらも先を見るために頑張ろうと思える程には面白いです。
いつの間にか折り返し地点を過ぎていたようですし、
週末の楽しみとして気合いを入れる所存。

戦場で生き残れ!
あらかた更新が終わった後で存在に気付き、
読むだけ読んでスッキリしていた陣中日誌がまさかの発売後更新。
この2人をトロステに出せば売上が底上げされるんじゃないかと思った。実現しないものか。

ディズニー、「魔法にかけられて」をBlu-ray/DVD化
吹替え音声もロスレスで収録する辺り、ディズニーは分かってるな…
映画館には行きませんでしたが大層面白そうなので購入予定。

竜になり、エネルギーを集めて尾を成長させていくゲーム「Oroboros」
似てるな。
でもこっちの方がゲームとして見ると面白そげふん!げふん!

JVCケンウッドホールディングスが10月1日設立
音質マイスターお墨付きのウッドコーンシステムとか考えただけでヨダレ出てきた。
未だにポータブルオーディオはケンウッド一択な俺としても応援しまくっていきたい!

サイト更新で死にかけた「かーずSP」

本当のところ、今年はライター仕事を抑えて、サイトに生きる男になろうと思ったんですよ。

この辺は鼻をほじりながら華麗に流すとして、
「かーず」にかける時間と本業との兼ね合いにまつわる話は非常に面白い。
懐かしい話もあったりすると、なんだかんだで読んじゃいますね。

うたわれる買いもの。

うたわれるもの Blu-ray Disc BOX

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konozama覚悟で発注したのに奇跡の前日到着。
肝心な物はキチンと送り届けてくれるからアマゾンは素敵。

普通と同じBDパッケージが4つ(+オマケ)。
AIRのBOXほどコンパクトというわけじゃないのですが、
それでもDVDのトールケース4個と比べりゃ随分棚に優しいサイズです。

何より、1枚あたり6~7話と特典がぎっちり詰め込まれているお得感は相当なもので、
10時間近い内容がこれっぽっちのパッケージに収録されているだけでも
(あんまりいないと思いますが)DVDを買わずに我慢していた人には良い感じではなかろか。

という具合にパッケージの圧縮率ばかりを褒めちぎっても仕方ないわけで、
さていざわれもの初体験とばかりに再生をさせてみたのですが、

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絶句。

綺麗過ぎて戸惑います。
これテレビに映してデジカメで無理矢理撮ったんだぜ?

□AIRのBOXに特典として収録されていたHD版OPに関しては、
特別に作った数分間のオマケですしねーみたいな感じで普通に感動していたのですが、
本編の画質がこんな感じになると正直反応に困ります。
しばらく開いた口がふさがりませんでした。

低い解像度をあれこれ工夫してアップコンバートをせにゃならんDVDと比べると、
HDマスターをそのままの解像度で収録されたピュアHD作品は、
細部の描写や線の細かさ、そして色乗りの豊かさが圧倒的と言えるレベル。
良く「空気感」というそれっぽい単語が使われる所ですが、
物凄く綺麗な背景をバックに細やかな人物が快活に動き回る様は、
しばし時間が経つのを忘れて熱中してしまう程の陶酔感をもたらしてくれます。

一行にまとめると、綺麗過ぎてわけがわからなくなります。

ただ、じゃあこれが完全無欠かと言われるとそんな事もなくて、
HDソースとはいえ、1080iな分、輪郭線がシーンによって安定しなかったり、
ビットレートは潤沢に割り振られているものの、OP等動きの激しいシーンでは
いかにもMPEG2的なノイズが乗ったりも。

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こんな感じに。(縮小してません)

ただ、やっぱりスゲエと思えるのは一番汚くてもこの程度という事であり、

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安定すればこの通り。
1フレーム進めば綺麗な絵に戻りますので、
再生中に大きな破綻を目視する事は非常に稀だと考えて良いと思います。
ストーリー的に激しくなるらしい後半がどうなるかは実際に見て確認したいところですが、
一度この画質を堪能し尽くしてしまうと、
同じ環境では(たとえPS3でアプコンしたとしても)DVDに戻りづらいのではなかろか。

「割り引いても4万弱」という値段を高いと見るか安いと見るかは人それぞれ。
ただ、「テレビアニメのハイデフなパッケージ作品」という点において、
初の試みであるはずの作品が素晴らしい品質を提供してくれた意義は非常に大きいものです。

HD環境の揃っていない人に対していきなり
「最低でもハーフHDのTVとPS3とBDBOX買えよ!」なんざ間違っても言えませんが、
知人の家でも構いませんので一度この画質を体感して頂きたい。
数年来待ち望んでいた、未来の画質がここにあります。

□角川は良いからハルヒのBD版作ってくれよ(‘A`)
こんなの見ちゃったらもう我慢できねえよ!

買い物-07/12/07

■それは先週末のおはなし。

「にっちさーん、お届けものでーす。」

 

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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

……でかっ。

TOSHIBA REGZA 42V型 42Z3500
…というわけで、今までのテレビをてけおん君に譲りつつ新しいテレビ査収。

今年最後を締めくくる大出費は結局これになりました。
いやー今年の俺は数年先にかけて大きな負債を残す買い物ばっかりしたな!ごめんなさい。

左の方の禍々しい置物は見なかった事にしてください。

そして設置。
なんだかわからんと思うので、一応ビフォーの方ものっけておきます。

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やけにちっちゃく見えますがこれでも32型。
そりゃ大きいテレビにしようとラックを新調しましたが、
最初置いた時「う、ちょっと早まったか」と思ってしまうのもむべなるかな。

実は当初「ま、まずは37でも良いかな?」とも思っていたのですが、
遠からぬ所で既に堪能している人がいるのを見てちょっとこうムラムラ来るものがですな…
こういう所で負け組人生へのレールが敷かれていくので皆様気をつけられたし。

□初のフルHD、初の倍速駆動と初物づくしではありますが、
いざフルHDを体感してみると気づくのが「あまり変わるものでも」って事でしょうか。
PS3の出力は流石にクッキリ細やかになりましたが、
D端子ゆえ720pに出力が制限される360の映像も十分過ぎるほど綺麗で驚きました、
というか呆れるほど綺麗ですねこのテレビ。
見慣れたはずのあらゆる映像ソースが新たな衝撃と共に堪能できます。

若干緑がかるという話も「言われてみれば少しは?」程度だったなあ。
この辺は定義も曖昧ですし、動く絵見てれば気にもならんので全く問題ありません。

また、すんごく嬉しいのが画質調整の「あざやか」モードが本当に鮮やかな事。
従来の液晶テレビにおける「あざやか=明る過ぎ」という概念は大きく覆され、
特にアニメの画像が目を見張るようなコントラストで描き出される様はまさに圧巻です。

ただ、画質モードによって得手不得手がハッキリと体感できる分、
映画はこれ、テレビはこれ、PGR4はこれ、GT5Pはこれ~と言った具合に
用途によって画質モードを選びたい欲が大発生してしまうのですが、
そのたびに「クイック」ボタンから呼び出す事に若干の煩わしさを覚えます。
Z1000の時はあんまりこだわらなくても画質に文句を言いたくならなかったのですが、
これもあざやかモードの威力って事なのかもしれません。凄い時代になりました。

一応参加しておりますゆえ。

凄い時代になったついでにPCの出力もチェック。
実は先日グラボを新調したのはこのエントリを見たからなのですが、
苦労(初期不良1発)の甲斐あって1080p設定で堪能できるようになりました。

ボケぬ滲まぬDot by Dot、
ゲームや動画を見る時はあざやかモードで超美麗と良い事尽くし。すげえ。
でもこれがREGZAなんだよね。

□倍速駆動の方は、ソースによって好みが分かれるなあというのが正直なところ。
試しにリッジ7を遊んでみたら残像が無さ過ぎて思わず遊び倒してしまいましたが、
アニメに対する効果の程は正直好みが分かれるかも。

なめらかにするってよりはボケない程度に補正してくれれば良いや…ってことで、
俺は基本オフで映画なりテレビなりを見る時に適宜変える事にしてます。
こういうトコの進化は本当に著しいですね。

□その他機能。

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USBHDDが使えますーってことでHDC-U320(AA)も査収。
Wiiとあわせてテレビの下の隙間に入るのが素晴らしすぎる。

現状登録→予約→録画の流れはZ1000と同じ感覚で問題なし。
操作ボタンの配置が変わり、再生時の操作感は明らかに向上しているうえ、
レジューム再生に対応した事により、録画機能がマジで使えるレベルになっています。
こういう機能一つ一つの使いやすさもREGZAシリーズの大きな魅力だよなー。

スピーカーの音質も水準以上ではありますが、物足りなければアンプに繋げて出すも良し。
テレビのボリューム調整とアンプの音量調整は別個に行う事ができ、
なおかつ同時出力もできますので、
ここぞという番組の時にはアンプだけの音を楽しむ事も可能。痒い所に手が届きまくり。

□「買って良かった?」と聞かれたら「もちろんです!」と返す…と言いますか、
これだけ色々出来て画質もデザインも良い一級品のテレビが
42型で22万ちょいという所に時の流れの恐ろしさを感じざるを得ません。
最初に買った液晶テレビのKLV-23HR2は23万、
最初のREGZAこと32Z1000は20万、
そして今回の42Z3500は22万ちょい。
買い換えるごとに大きくなるサイズとは裏腹に、購入価格がほとんど変わってないのです。

唯一無二のBDプレーヤーことPS3やHD画質を堪能できるゲームが揃っている360、
そして各種次世代ディスクレコーダー市場の確立と、
SDテレビを長い事愛し続けてきた方々にも乗り換えの波は確実に来ていると思います。
冬商戦でますますお買い得になっていくこの時期、
ちょっとお店で迷ってみるのも良いんじゃないでしょうか。

雑記-07/11/11

■というわけで2.0検証。

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えー、見た目からは全く分かりませんが、
これはSACDを光デジタル経由で出力した時のTA-DA3200の表示です。
本当に出ました。なんなんだこれは。

ビットマッピング設定の有無に関わらず、出力上は44KHzに固定される模様。
使用するAVアンプによって違いが出てくるかもしれないので何とも言えませんし、もしピュア系の高級DACに繋がれてる方がいらっしゃるようならどうなってるのか情報くれればなーと思いますが、とにかく我が家の環境では176KHzでの出力は行われませんでした。

出音に関しても、オプティカルだとどことなくスッキリし過ぎているような。
HDMIの176で出した方は響きがあからさまに豊潤で、PS3のSACDが「すげえ」と言われている要素をオプティカルで味わえるかというと、個人的にはちょっと首を傾げたくなります。
ケーブルの違いも大きいとは思うんですけどね。
(オプティカルはOPC-Z1の1M、HDMIはウルトラバイオレットの2Mを使用)

ただ、もうこれに関しては「音が出た」という事実そのものが大変な衝撃なのです。
光デジタルの環境をお持ちの方は是非試して頂きたいと思います。

もちろん、純正の赤白で繋ぐよりも圧倒的に音質は向上しますので、
HDMI対応AVアンプをお持ちで無い方は、SACDの片鱗を体感するまたとない機会。
繋げて鳴らしてビックリしてください。

□ちなみにaviファイルの認識がどうかってのも試してみましたが、
実はaviどころかwmvファイルも認識され、
しかもアイコンが動画のプレビュー画像になります。すんげえビックリした。
(DivXの動画はプレビューは出ないもののファイル名はしっかり認識します)

現状再生させようとすると「破損しています」とエラーが出てしまいますが、
中に入っている動画の中から画像を引っ張り出してアイコンに出す事が出来るという事は、
実際の所対応への道がかなり開けている、という事ではないでしょうか。
ともあれ、これからの進捗を楽しみに待つ事にしましょうかね。

雑記-07/10/21

■おとどけものでーす。

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…というわけでWiiジャケット到着。
急いで作った物かと思いきや、握り心地からコネクタ部への細やかな配慮等、
しっかり考えて作られてるなあという印象。

横持ちスタイルの操作性が絶望的(Aボタンに指が届かない人もいるのでは)、
クラコンやヌンチャクを付けてると電池交換が面倒等、
安心と引き替えに犠牲にした物もかなり多いのではないかと思うのですが、
意外と取り外しやすいのでその辺は適宜対処すれば良いのかなとは。

「遊びやすさも考慮したシリコンカバーは他社様の素晴らしき商品をお求め下さいませー」
という売り方もできそうなので、サードパーティーの方はここが腕の見せ所。
「純正品よりスタイリッシュですよ!」と言えば全てが許されてしまいそうですが。

ちなみに、VCしか遊んでない俺には当面出番が無さそうなのが玉にキズ。
メニュー画面でも全部クラコン使ってるからなあ。

GT5P体験版落とした!
ぐおおIS-Fまだなのか!と思いつつ、とりあえずGT-RとランエボXを中心にお試しプレー。

GT-Rであっさり1位獲れましたが確かにこりゃ速い。
ゲームでしか遊べなさそうな速度域なら確かに素晴らしいと思います。
これからも色んなレースゲーでプレミアムな速さを見せつけてくれるのではなかろか。

一方のランエボXは内部機構がかなりの所まで再現出来てるって話を聞いてたのですが、
とにかくAT設定で堪能できるツインクラッチSSTの恐るべき早さに驚嘆した。 
「良く走り、良く止まる」という運転フィールは素晴らしい物で、
日本の道で活躍するのに十分過ぎるポテンシャルを持ってるんじゃないかと思います。
速い遅いはともかく、今回収録の車種では一番走りやすかったかなと。良い車だわこれ。

肝心のゲーム部分なんですけど、無料体験版だから仕方ないとは思いつつも、
「とにかく車を入れてみました!鈴鹿で走れるようにはなってます!」
程度の完成度、というのが正直なところで、これからの道を考えると真の完成品まではかなり気長に待たなくちゃいけないかなという印象です。おそらくプロローグ製品版でも対戦時の妙な挙動や終始つきまとう「軽さ」が解決されることは無いのではないでしょうか。

重量級のスーパーカー達がカーブ付近で競り合う際「コツーン」とでも言わんばかりに吹っ飛んでいる様を見ると「あ、あれれー?」という気分になってしまうんですよね。
あのままだと緊張感や快感が大きく損なわれてしまいます。
あと、グラフィックも今の状態で「これで完成です」と言われたらちょっと厳しい。
数多ある比較対象に対する明確なアドバンテージがいささか不足気味かなと。

重視すべき点が多いことで相当苦労されてるんだろうなーというのは凄く理解出来るのですが、正直PS3世代のゲームに対して「何でも全部入り」というコンセプトは難しいのではないかとも思えてしまうな…

今から配信が楽しみで仕方がないGTTV等、自動車文化をもっと深く理解し、楽しんでもらおうという姿勢は本当に素晴らしいし、是非成功して欲しいと思っているだけに、どうかゲーム部分の作り込みも頑張って頂きたい、としか今は伝えることができません。
海外デベロッパーのソフトに負けない完成度の製品版に期待しつつ、今回は〆。

しちみさんの衛絵

新型PSPを"先代"と比較してみた

お持ち帰りー!

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というわけで、
会社最寄りのコンビニで予約していた新型PSP(フェリシアブルー)
ついでにワンセグチューナーも査収。
なんかアマゾンの品薄感が大変な事になってますが結構市場には在庫がだぶついてますね。

今まで先代モデルを使っていただけに、やはり気になるのは薄さと軽さ。
そこで今回は、どれだけコンパクトになったのかを比較してみます。

 

1台目の黒いのはとある事情で逝去。こいつは2台目です。

こいつと。 

俺は本当にアホです。

■本体外観
まずは縦に並べてみたよ。

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先代ことゲームギアも発売されてから17年。(発売時の定価は同じ19800円)
当時は手元にカラー液晶ってだけでも結構な衝撃でしたが、
今となってみるとやっぱりでかいすね。

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かたやマスターシステム相当、かたやPS2相当。

最も大きな違いを体感する瞬間。
ゲームギアも発色が意外と良いので写真で見ると「結構遜色無いじゃん?」と思えますが、
実際はもんのすげえ目がチカチカします。輝度ムラの無いPSPは凄い。
そしてアルルもスリムになりました。 (版権が移ったため)

スピーカーはゲームギアの方が大きい音が出ます。ユニットの大きさの差かしらね。

■バッテリー
ゲームギアは単三電池6本で3時間前後という異常なエンゲル係数の高さを誇っていましたが、
一応別売りのバッテリーはありました。結局3時間しかもたないんだけど。

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でっか(‘A`)

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双方に取り付けた状態。
ゲームギアのバッテリーの方がPSPより分厚いとはこれいかに。

■テレビ機能
「ウチのゲーム機はゲームだけじゃのうて色々できるんじゃーい!」
という方向性はセガもソニーもそう変わるものではなく、
PSPにワンセグチューナーがあるように、ゲームギアにもTVチューナーがありました。

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こう並べるとワンセグチューナーがすげえ小さく見える不思議。時代の進歩って凄い。

当時俺の部屋にはテレビがありませんでしたが、
これを使って夜中にEXテレビとギルガメッシュナイト(そういう番組です)を見てたな…
という流れで良くない記憶の扉も開き始めたのでこの辺にしておきますよ(‘A`)

■まとめ

バッテリーの分ゲームギアは浮いてます。
今でもキチンと動くゲームギアに大感動
薄くて軽くて小さくなった新型PSPはかなり良い感じではあります。
1000番台(白)と比べて十字キーがキチンと押せるようになってるのもよし。
コナミの各種ポータブルがとても遊びやすくなりました。

ただ、軽量化を追求した代償はやっぱり大きくて、液晶部の耐久性がもの凄くヘナチョコに。
ボディ下部のボタン(ボリューム調整等)を押すだけで液晶が滲みますし、
画面を指で強く押すと表示の崩れが戻らなくなる事もしばしばです。
やたらと安っぽくなったガワ全般も含め、取り扱いにはそれなりに気を配った方がいいかも。
店頭では豊富な在庫量で何色でも買えます状態なので、
ふらりと立ち寄った店に在庫があったらうっかり買ってしまうのも十分アリかなと。
買い換え需要も確実に満たしてると思いますし、
ダウンロードコンテンツにPS3が必要なくなった事で足かせも取れた感があります。

これでSCEの据え置きハードにおけるメインストリームがPS3に移ってくれれば、
グラフィック面の品質差が付いて共存も出来ようかと思うんですけどね。
やっぱり上手く行かないすね…せめてPS3が値下げしてくれればなあ。

あと、俺の部屋ではワンセグの電波が全然入りません。くそう。

雑記-07/09/06

米Sony、200枚BDチェンジャ搭載ホームサーバー
ソニーHES-V1000:BD 200枚収納メディアサーバー、PS3とも連携
販売されてるBDを入れ尽くしちゃいそうな勢いのバカ商品が登場してしまった!

米Sony、120fps表示のフルHDプロジェクタ「VW200」
米Sony、Blu-rayプレーヤー最上位モデル「BDP-S2000ES」
ここ最近ソニーの高単価・フラッグシップクラスの新商品ラッシュですが(米だらけだが)、
なんか今までこの流れを邪魔してた取締役が更迭されたとか内部でなんかあったの?
ってくらいいきなりの展開に正直驚くやら嬉しいやら大変な事に。
こういう「お、なんかちょっとやる気出してません?(方向はともかく)」
と思えるような姿勢が見られるのはやっぱり良い感じですね。

米Apple、「iPhone」から電話機能を省いた「iPod touch」
そして新たな発表のたびに溢れ出るやる気で俺の金銭感覚を破壊するAppleが
またも魅力的過ぎるプレーヤーを発表。
出費を抑えようと思っている時に限ってどこもかしこも俺を誘惑しやがって!くそう!

でもKUROのためなら全部我慢しようと思えます。やっぱりあれは別格。
そこら中の人が注文してるのも良い抑止力になってくれてますね。

三菱「i(アイ)」に待望のスポーティ仕様「Sport Style Edition」デビュー!
アイにスポーティな特別仕様車
俺の人生と財力と生活環境がもし「2台目」を許してくれるなら絶対に欲しいんだよなーi。
これ1台でまかなうのは正直厳しいけど。

□どれも大層魅力的な三菱の車(例1/例2/例3)をはじめ、
雑誌を読んだりディーラーで見かける色んな車が俺の琴線を刺激してきますが、
そんな他の車にあれこれ興味を移しても、
家に帰ればスカイラインがあるという幸せは何者にも代え難いのです。
十分静かで、凄く楽しくて、おまけに音が良くて更に曲の管理がCFで出来る素晴らしさ。

これからも末永く愛でていきますので、
同乗される方は俺のダメぶりにびびる事無くお付き合い下さいませ。

らき☆すたをご覧になっている皆様へ。
テレビの方は良いからラジオの方は末永く続けて頂きたい(‘A`)
とりあえず明日の放送に期待をかけるしか。

電子ブック「舞台探訪へ行こう! ~あのアニメ・ゲームのロケ地を特定せよ」
あまりの第一部完っぷりに何らかの形で続編を期待せざるを得ない。

田舎でシようとな?

■リトルバスターズもそこそこに寝るかーと思ってたら、
ダダ先生から「お前ちょっとこれやってみるといいよ!」とさわり部分を頂戴したので
「田舎でシよう!」を開始。

田舎でシよう!-ボクと妹たちの夏休み-
エロゲーすんの結構久しぶり。

方言(米子弁)で綴る可愛い姉妹の恋模様ということで、
「どーれ、おぼこい娘っ子のあられもねえ姿をとくと堪能するべか!」
と初めてみたは良いものの、

一向に先に進みません!
いやらしすぎるんだよ!

□字幕は標準語の声が方言(切り替え可)という作りになってるんですけど、

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単語から違う部分、
イントネーションだけ微妙に違う部分、
標準語とほとんど変わらない部分とパターンがあって、
文章をなぞりながらそのギャップにドキッとさせられます。うまいなあ。

サラッとプレーして「いやー米子弁は新鮮でした!」とか書く予定でしたが、
ちょっとこれ流しプレーとか我慢できないので普通にシます。
また絵も声も俺の好みでございましてな…

とりあえず、本編も買いにいこ。19日は有明で。
爽やかかついやらしいのが好きな方もチェックしとくと良いと思いますよ(´ω`)

スマブラXのアレ。

スマブラXの音楽家(アレンジャー)大発表
スマブラが超豪華な任天堂トリビュート作品になってしまった!
サイトロンレーベルの企画CDでしかあり得ないような組み合わせを
自社のキラータイトルでやってしまう任天堂は呆れるほどすげえな。

スーパースイープベイシスケイプのメンバーが見当たらないのですが、
なんかそれも一つの味と言えるチョイスですね。
特にデータイーストのゲームに携わっていた方が多くてちょっと感動した。
あと「古代祐三=イース」の概念をベアナックルで打ち砕いてくれた事にも感動した。

大作を手掛けたり自身が有名な方も多くいらっしゃいますが
(個人的にはササキトモコさんが嬉しいサプライズでした)、
今まであんまり名前を見なかった方の過去の仕事を見て仰天した人が幾人か。
ちょっとその辺列挙することで、いろいろ懐かしんでいこうと思います。

□高濱 祐輔氏
デジタルピンボール(KAZE)ってだけでも相当テンション上がるんですけど、

・戦え原始人ジョー&マック(アーケード)
サイレントデバッガーズ
・バルダーダッシュ(ファミコン版)
・ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ(PCエンジン版)

DECO黄金期をコンシューマから支えた偉大な方でした!
これはアツクテシヌな!

他にはハッピーレッスン全般みたいな。
人に歴史あり。

□西 隆宏氏
グランディアって岩垂氏じゃねえの?と思ってたんですけど、
実はメガCD版シルフィードやエターナルブルーにガングリフォンという
やはりゲームアーツの黄金期を支えた方であった。

□甲田 雅人氏
「はーモンスターハンターねえ」とか思ってたら
サイバーボッツやD&D シャドーオーバーミスタラ(俺がすげえやった方)とか出てきた。
結構聴いてるな。

スマブラXを「華やかな舞台」と言ってしまうのはアレかもしれませんが、
今までサイトロンとかがやってきた「レトロゲームミュージック再評価」的な流れの中に入っていなかった中にも記憶に残る良い仕事をしていた人がたくさんいて、そんな人達が豪華音楽人の一翼を担うというのはとても意義ある事だと思います。

…実際は「リザルト画面だけ」とかそういう人もいるでしょうけど、
とにかく実際のゲームがどう出来上がってくれるのかが非常に楽しみ。
あとサントラ出たら問答無用で買おう。