買い物:12/11/21

GA 芸術科アートデザインクラス Blu-ray BOX(初回限定版)

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アートなGAのBD-BOX査収。
1クール13話+OVAの内容がBD2枚に詰め込まれています。(なんと1枚目は8話収録)
ディスク入替の手間を最小限に抑えようという努力が見えて非常に好印象。

で、

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画質に関しては正直ノダちゃんが可愛すぎるので別にどうでも良いんじゃないですかね
一番綺麗に感じられるのはこういう場面かなー。

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線のギザギザが若干残ってはいるものの、
線の上塗りみたいなベッタリ感は無いので、特に違和感を持つ事もありませんでした。

…が、この作品は元々淡い色使いでメリハリに乏しかった事もあり、
その辺のぼんやりっぷりがBDになって解消される事は基本的にありませんでした。
ざっくりした印象が「なんかぼんやりしてんなー」になってしまうのもむべなるかな。
こればっかりは「元が元ですし…」という感じになってしまうんですけども、
少なくとも、メリハリが効いている分ジャギーが死ぬ程目立っていたらきすたBDよりは、
画質云々を気にせず、心豊かに観賞できるレベルになっていると思います。

RSを用いたとらドラBDの鮮烈な画質を体感して以降、
アプコンBDの画質的なハードルがえらい勢いで上がってしまったために
そこそこレベルの作品であっても「汚い」という評価になりがちではありますが、
特段「すげえ技術使ってます」アピールも無いSDアプコンの作品としてこの画質を考えると、
AirのBD-BOXからの6年で、そこそこレベルの作品がポンと出せるくらいに
技術の底上げが進んでいるのだな…と感慨深くなってしまった。

ほとんどアップスケーリング状態のボケボケな画質ってわけではなく、
かといって精細感にこだわりすぎてジャギジャギになるでもなく、
元絵の風合いを損ねる過剰なベタ塗りもしていない「そこそこ」感。
そしてお値段もそこそこです。
ぶっちゃけてしまえば「ファンなら」の枠内に収まっちゃってる製品ではありますが、
とりあえずGA好きなら買っておくが吉。場所も取りませんですよ。