■Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-
随分長い事待ったような気がしますがようやく発売。
聞き慣れたはずの楽曲群が、びっくりするほど本格的な演奏と、
ガチンコにも程がある音作りで存分に堪能できます。
…正直ここまでとは思いませんでした。
ターゲットが最初からSACD媒体なだけの事はあり、
そのクオリティは従来のアニメ系サントラ、ないしアレンジアルバムとは比較になりません。
(Suaraさんの歌声の位置に若干の違和感がありますが、これはウチの環境のせいかもね)
普段用いる「高音質」という言葉では、この作品の凄さを伝えきれんなあ。
軽自動車を集めてレースをしようとしたらいきなりフェラーリが来ちゃったような衝撃といいますか、もうインタビューのビッグマウスにもうなずかざるを得ません。まいった。
POWDER SNOWなんか鳥肌立ちっぱなしでどうにかなってしまいそうでしたが、
これは再生機器と環境による格差がもの凄くハッキリ出てきそうですね(‘A`)
散財地獄の一丁目へ誘う悪魔のアイテムとしても絶大な存在感を誇ります。こりゃやべえぞ。
□CD層との聴き比べもしてみましたが、
CDの音を「その辺からピアノの音が鳴っている」と表現するなら、
SACDでは「そこで誰かがピアノを弾いている」とでも言いましょうか、
とにかく臨場感に大きな違いがあります。気持ち良さも段違い。
単品CDとの聴き比べはしてないので、それはもっとすんげえシステムで聴いてる方に譲る事にしつつ、俺はハイブリッド盤とSACDの再生環境構築を強く強くオススメしたいところ。
どちらにしても、
音質的な面でこの界隈待望のガチなリファレンス盤になる事は間違いないかなと。
個人的に楽曲としての好みを言うなら、
先日出たサウンドスケッチブックの方が好きなんですけど、
将来的にオーディオ環境に手を入れる事があった時、聴き比べに使うのはこっちかな。
オーディオ趣味とはいかないまでも、ちょっと音にこだわってみたいという方なんかは、
このSACDを持って店とコンポをはしごしてみるのも良いんじゃないかと思います。
作り手側の情熱と執念がここまでの名盤を創り出してくれたのだから、
リスナー側もちょっと気合い入れて音周りをいじらなきゃね。それだけの価値はありますよ。
■Suara LIVE TOUR 2007+うたわれ&TH2ラジオ合同イベント0422
というわけで、フィックスレコードお布施祭り第二弾。
時間も時間なんでSuaraさんのライブBDだけ先に見てしまいましたが、
96KHz/24bit(2chステレオ)という鬼の高レートにただただ感嘆。
「ブルーレイで良くなるのは映像だけじゃない」
という周知の事実を、改めて実感させられました。
DVDは買ってないから画質比較はできないんですけど(すまね)、
取り立てて高品質というわけではないソースの1080i出力(D3相当)とはいえ、
Suaraさんの髪の毛1本1本から観客一人一人の髪型までもしっかりと描き出せており、
DVDソースで細部の甘さとブロックノイズにしょんぼりしてきたHDTVユーザーにとっては、
これからのライブ映像作品が、このレベルまで上がってきてくれればと願うばかりです。
…こ、高画質だと逆に困る方もいるかもしれませんがそんなの気にしない!
□年末にかけてじっくり時間が取れる時に、腰を落ち着けて堪能したい逸品ばかりでした。
これら一連のHD作品群がどれぐらい売れるかに「この次があるか」がかかっていますので、
HD再生環境をお持ちでこの界隈に浅からぬ造詣をお持ちの方、
特に年末にかけて遊ぶソフトがまいいつ以外に無いとお嘆きのPS3ユーザーの皆様方は、
どれか1つでも良いので手にとって目に、耳に入れて頂ければ幸いです。
■きらら系の漫画3冊
左から、
・桃色シンドローム 1
・ぼくの生徒はヴァンパイア 1
・イチロー! 2
ヴァンパイアとイチロー!は最初から買う気でいたのですが、
店頭で見ていて無意識に桃色シンドロームを手に取ってしまう俺の意志の弱さよ。
あーもーそれはともかくカミラ様可愛いなあ!