ひとまず全曲分かって良かったです(´ω`)
今日はホントに雑感の書き散らしなのでご注意あれ。
隣のおねえちゃんはスターフォースの時に
「これ知ってる!名前なんだっけ?なんだっけ?」
…そこで「画面写真はゲーセン版ですよ」と答えていれば淡い出会いになるわけねえ。
というわけで今回のコンパチゾーンはシューティングメドレーでした。
どれも「これは!」という名作(ギャラガだのグラディウスだの沙羅曼蛇だのツインビーだのダライアスだのR-TYPEだのアフターバーナーだのファンタジーゾーンだのスペースハリアーだのスターラスターだの)が演奏される中、一際輝くPC88版シルフィードが会場の静寂と俺の満足感をいたずらに刺激してくれました…というか、基本初代からのチョイスってのがまた人を激しく選んでましたね。
特にゲーム映像の使用許可が出なかったとかでハワイあたりの火山と生野菜(+イチゴ)とただのヘビの映像を流したコナミ。俺を笑い死にさせる気か。
9/19追記:
ハワイあたりの火山=グラディウス
生野菜(+イチゴ)=ツインビー
ただのヘビ=沙羅曼蛇…でございました。
これで「合言葉はBee」と書かれた駅掲示板の映像とか流されたら号泣しましたのに。
そして人を選ぶという点において、間違いなくナンバーワンとおぼしきH.のライブパート。
いきなりカルテットメドレー→いつも通りのシャウト→呆然とする観客→Let’s go away…
見てるこっちは「えー!良いんすか?俺だけ嬉しくて良いんすか?」という妙なハラハラ感と共に満足感もひとしおでしたが、これ間違いなくシンフォニーとは違うよなあ。
なんかこのハラハラ感は以前初代LEGENDにおいて、ファルコム系やアクトレイザーを熱望されつつ蓋を開けたらまさかのベアナックル全作メドレーを敢行して俺の周囲を唖然とさせてしまった古代祐三氏に対して抱いた物と同じ類の物であり、賛否で言ったら否の方が圧倒的に多いじゃろうなあとも思うのですが、
ぶっちゃけこれを良いと思う人が100人いなかったとしても、
俺は凄く楽しめましたので次はバーニングレンジャー辺りをよろしくお願いいたします。
檄!帝国華撃団も大変素晴らしかったです。
ここまで読むとセガマニアとダメゲーマーしか相手にしてないコンサートだったみたいね。
ちなみにその他、というかここからが一般的なメインどころですが、
エースコンバット・ゼロとファイアーエムブレムのテーマは掛け値無しに素晴らしかった。
どっちかっつーとFEの方は壮大なネタだと思うが!錦織健が「スタコラ逃げろー」て!
オブリビオンも良い曲でした。
クロノトリガーはプログラムに目を通した時点ではもの凄く期待してたんですけど、
個人的にはちょっと物足りなさが残ってしまった。理想が高過ぎたかな。
楽団の規模が大きいと解決する問題ではあると思うのですが、人数増やせってのもね。
同じ理由で、アンコールのゼルダの伝説メドレーも、
「あーこれ倍の規模だったら俺は号泣しちゃうなー」と思いながら聴いていたのでした。
オーラスはなんとセフィロスのテーマ。
生で聴ければ良いな、と思っていた曲がピタリとはまると本当に嬉しくなるね。
「田代」という声が斜め後ろから聞こえた気がしますが俺もつい口が滑ったのでよしとす。
□「コンサートという形でもって、新旧ゲームミュージックの名曲達に触れてもらおう」
とするコンセプトは素晴らしい物で、これからも続いてくれる事を切に願う次第。
ただまあ、初回は本当に音楽だけ、今回はスクリーンで映像も流されるようにとイベント自体進化をしているとの事なので、もし来年も開催されるのであれば、スクリーンで流される映像にもうひと工夫加えて、知らない曲になった途端退屈そうに携帯を弄り出す人を減らすようにして欲しいというのが偽らざる気持ちかなあ。
ゲーム業界も勃興してから結構経ちますし、
ユーザーにおける世代間のギャップも埋めようが無いぐらいに広がっています。
せめて昔を知らない人や、最近ゲームに触れる時間がめっきり減ってチェックしきれてない人に、その楽曲のちょっとした背景や素晴らしさを伝える努力をもう少ししてくれれば、ただ演奏をするだけの場を超えて、ゲームミュージックという一つの文化を育てる土壌として、愛される物になるんじゃないすかね。
次も楽しみにしています。頑張って下さい。