とらドラ!BD化応援ありがとうイベント:11/12/14


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イベント会場は目黒のソニーPCLでした!
4KプロジェクターとBOSEのサラウンドシステムで構築された、
超リッチな空間でのイベント雑感をば。

全体の流れとしては、
BD版1話上映→DVD版との比較上映(ソニーPCL 山崎さんの解説付き)→新作Aパート上映…
といった感じ。合間合間に山中PとABIさんのトークショーが挟み込まれてました。

□やっぱり気になるのは、以前トロステで特集されたアプコン絡みの出来栄え。
というわけで、最初に流れたBD版をじっくり拝んで来たんですけど…

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マジでこれが動いてた。
冒頭の竜児からしてもう凄いのなんの。

引きの映像になると(並べてみない限りは)違いがやや判別しづらい箇所もあるものの、
人物の顔が画面の3割を占めるようなカットになった時の精細感は、
「SD作品のアプコン映像を見ている」という事実を敢えて意識する必要があるレベルです。

これまでのアプコンの場合、相当頑張った上質な仕上がりの作品だったとしても、
画面のどこかに引き延ばした痕跡(ジャギーとか線の違和感とか)を見つける事ができましたが、
何をどうやったらこんなに細くて綺麗な、
それでいて人工的な違和感の無い線になるのかサッパリわからん。
この辺山中Pがこだわり抜いた旨を繰り返し力説されていましたが、
多くの言葉を重ねようとも決して大げさにはならない品質だと思います。
4Kプロジェクターでスクリーンに投影しても、無理してる感が全然無いんだもんなー…

来週BD-BOXが手に入るという方は、是非とも
「細い線が細い」
という言葉を頭の片隅に置いて観賞してみて下さい。(妙な言葉ですけど本当にそんな感じ)
まったくもって、凄いカルチャーショックでした。

□比較映像(2話の一部)に関しては、
このイベントのためだけにフィルムを製作して上映という手間のかけっぷりに噴いた。
元になっているSDのマスターよりも画質の劣るDVDとの比較という事もあり、
「メガネをかける前と後」ぐらいの分かりやすい差が凄いインパクトであった。

確かにDVDも、プレーヤー側のアプコンでそこそこの品質になりますが、
こりゃ例えるなら「エンコードされたmp3を、もう一度WAVに変換する」みたいなもんです。
「16bit/44.1KHzな元のWAVを、24bit/192KHzのWAVに変換した」的な今回のBDとは、
元の品質が違い過ぎて、ちょっと比較のしようが無い…ってのが正直なところ。
DVD版の映像をどれだけ丹念にいじくってもBD版と同じ物にはなりませんので、
より綺麗な物を…って方は、とにかくBD-BOXを買っちゃうのが良いと思うよ。

その他印象深かったのは、画質という面では大きく向上しているにも関わらず、
色合いや空気感が驚く程そのままなところ。
(山崎さん曰く、色温度等の情報は可能な限り弄ってないとか)
目に分かりやすい比較映像としてこの上ない素材なので、
これっきりってのはちょっと勿体無い感じがするなー。

□新作Aパートは、HDでの完全新作って事もあって、
細かい部分の描写(とりわけ背景)に相当力が入っているのが良く分かる感じ。

なおこの新作、OP部分は新規に作った物ではなく、
前期のOP素材(プレパレード)を流用していました。※文字だけ超綺麗
で、これはイベント終了後に色々話をする中で伺った物なんですが、
新作部分のOPは、本編OPとは違うアプコン処理を行っている(RSを使っていない)とのこと。
これまでの話を総合すると、本編OPの方が新作OPよりも綺麗になっているはずなので、
製品が届いた後、ちょっとその辺も確認してみたいすね。

□トーク部分の話。
メインテーマは「BDでこだわったところ」と「ここまでの道のり話」といった感じだったかな。
道のり話はこの辺をなぞってると結構把握出来る内容でしたが、
どこを切り取っても山中Pのとらドラ愛が炸裂していたのが印象的でした。

よくよく考えてみると、
過去に一度「2位なんですよね?」で門前払いを食らい
BD化プロジェクト第三弾で1位を獲得決意表明」という段取りをもし踏まなかったら…
この9ヶ月に及ぶクッション期間が存在しなかったら、
ソニーPCLの新しいアプコン技術開発ととらドラBDの製作タイミングが合う事も無ければ、
「とらドラ!」フィルターことRSによる、綺麗な映像を拝む事も無かったんですよね。
こりゃもう運命としか言いようがないな!(えー)

□その他もろもろ。
俺が参加したのは20時半からの第2部だったんですけども、
会場に入ったところで、mixiコミュの管理人さん(とそのマイミクさん)が
スタッフの人に渡す色紙の用意をしておりまして。

俺もその色紙に寄せ書きをさせてもらったんですが、
特にmixiコミュに入っているわけじゃない人や、特段誰かとつるんでいる風でもなかった人が、
自然に寄り集まってコミュニケーションを取っているのを見てほっこりするなど。
第2部の終了時、その色紙と花束をプレゼントされたお三方の笑顔も素敵でした。
本当に、みんなこの作品が大好きなのな。

□ファンの想いと中の人の愛に最新の高画質化技術が答えたとらドラ!BD-BOX(AA)は、
1週間後の12月21日に発売されます。
もう予約を済ませて発売(到着)を指折り数えて待つだけの人はもちろん、
発売後の評価が出るまで様子を見ようという方に、
この日記がちょっとでも役立つ事を祈りつつ〆。本当にお疲れ様でした。