買い物-09/04/25:NW-X1060

SONY ウォークマン Xシリーズ 32GB ブラック NW-X1060/B(→レッド
SONY シリコンケース CKM-NWX1000

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数日寝かせてる間に外の空気も吸わせてきたので、
その辺もかいつまんでさっくりと雑感を書かせて頂きます!
最初に言っちゃいますが買って良かったぜ!

 

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今回は今まで使っていたNW-S738F/Bと並べつつ、
変わった所やらなんやらを綴っていこうと思います。
X1060は思った以上にずっしりとしてました。

■中身

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目立っているのはアンテナ用のアタッチメントぐらいでした。
付属のイヤホンは、ユニットこそ大きな変化は見られませんでしたが、
ケーブルに関してはしなやか、かつ丈夫になっており、
本体の値段に見合ったクオリティは確保出来ているかなーとは。
…そもそもS738Fのイヤホンケーブルはリコール沙汰になっておるわけであり、
ここで比較するのもおこがましいというかホントにしっかりしろ。

■音質
低音の力強さと、全体的な解像感の高さが非常に印象的でした。
特に低音の鳴りっぷりときめ細やかさは特筆もので、
ポータブルプレーヤーにおけるデジタルアンプのメリットを存分に享受できます。

同様にデジタルアンプを用いているケンウッドのHD-30GB9を昔使っていましたが、
まさに「芳醇」という言葉がふさわしい味付けがなされていたHD-30GB9に対し、
X1060は良く言えば素直、悪く言えば味気無さを感じる事も。
…でも、この辺は正直好みの問題として片が付くレベルです。
MEDIAkegシリーズの先細りっぷりに懸念を抱いている方も検討してみては如何でしょ。

ちなみに、無音状態のホワイトノイズがそこそこあります。
この辺も共通点っていやーそうよね。

■画質
有機ELを使った3.0インチの画面を持つX1060は、
動画プレーヤーとしての存在感もばっちり。

とりあえず、S738F(液晶2.0インチ)と並べてみました。

クリックすると大きい画像が開きます。

あまりの違いに爆笑した!呆れる程綺麗だぞこれ。
(両方とも輝度を最高にしてあります)

正直動画機能は音楽プレーヤーのオマケ程度にしか考えていなかったんですが、
こういうのを見せつけられてしまうと「動画もいっぱい突っ込むか…」と考えてしまい、
「32GBモデルにしといて良かった」としみじみ思うのであった。

ちなみに、公式には表記がありませんけど、
432×240ドットの動画を作ればドットバイドットで再生ができるみたい。
色々試してみると良いかもしれません。

■デジタルノイズキャンセリング(以下デジタルNC)
移動中に音楽聴きながら効果を試してみましたが、
S738FのNC機能と比べた時の、効きの良さと耳への違和感の無さは衝撃の一言。
いたずらにNC効果を主張する鼓膜への圧迫感が少なく、
それでいて、地下鉄の車中でも、音の輪郭線を明瞭に描き出します。感動した。

「素性の良い本体なのだから、ヘッドホンもそれなりの物を使えばもっと良いのでは?」
という考えも当然アリですし、最初は俺もその方面に選択肢を広げようとしていましたが、
外出先で使用する場合に関しては、純正ヘッドホンを使ってNC機能を使った方が良いかも。
必要以上に音量を上げる必要が無い分、音漏れリスクを排除出来るのが非常に嬉しいです。

■操作性
タッチパネルを使った操作性の刷新が一つのポイントになっていましたが、
まずはこの部分で「要改善じゃね?」と思った所を先に書いてしまいます。

□アルバムスクロールは目新しいけど不便
ジャケット写真が斜め方向に(しかも超スムーズに)スクロールするのは良いんですが、
画像を登録していないアルバム(ドラッグ&ドロップで追加するようなのは結構該当アリ)は
画像無しアイコンだけでアルバム名が文字で出ないため、実質的に判別不能。
この点へのフォロー(アイコン内にアルバム名を入れる等)があれば便利だと思います。

□横メニューが無い
あっちこっちで言われてますが、横画面で見る動画のメニューが縦方向しか無いのは不便。
せっかくタッチパネルで快適にスクロール出来る環境があるんですから、
いちいち90°傾けなくて済むようなアップデートが欲しいですな。

□ホールドスイッチの機能に多様性を持たせて欲しかった
こればっかりはどうにもならないんですけど、
設定画面で「タッチパネルだけ/全部」という2種類から選べるのであれば、
スイッチを2段階にしてくれればなー、と思ってしまった。
もしくは、全部ホールドにした状態で、
タッチパネル部だけはiPodTouchみたいに画面スライドで解除できるとかな。

再生や音量等最低限のボタンが用意されているメリットは想像以上に大きく、
いちいち画面を1度タップしてメニューを出さなくても一時停止が出来るってのは、
特に動画再生時に多大な恩恵を受けられるんじゃないかと思います。

個人的にはタッチパネルになった事で、
長時間の音声ファイルで思った所にシーク出来るようになったのが最大の改善点でした。
Webラジオやら普通のラジオやらを再生する時には非常に有難い。
今までおっそーいシークにイライラした経験のある人は、これだけでも「買い」レベルです。

レスポンスの早さも驚異的と言える勢いであり、おしなべて良い感じではあるのですが、
(多分ソニー自体が不慣れな状態なんだろうが)基本的にクセが強いので、
上記要望点の他、ユーザー側に結構な慣れを強いる場面が多いという印象があります。
ただ、ハード面の充実っぷりに比べれば些細な問題である物も多いので、
今後のアップデートにじっくり期待していけば良いかなとは。

■その他
無線LANを用いた機能はまだノータッチ。
ワンセグとラジオは普通。ワンセグのチャンネルメニューも縦方向なのでこの辺要改善です。

■まとめ
元々音質面のスペックと「ドラッグ&ドロップ対応」に惚れ込んで衝動買いした物であり、
その点に関しては十二分に満足できる内容でした。
(フォルダ再生の非対応は「しょうがない」と割り切れるレベル)
その上有機ELの超絶画質を存分に堪能出来るのだから、
「価格分の元を取れた」どころか、これまで買い続けてきたプレーヤーの中でも
屈指の満足感を得られている事は確定的に明らかです。

慣れが必要な操作感や値段の高さ等、広く普及するには越えるべき壁がいくつかありますが、
スペックやコンセプトに惹かれる部分がある人は、とにかく一度実機を弄ってみるべし。
…ま、しばらく待ってれば値も下がるでしょうしね。

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何度でも繰り返しますが、本当に買って良かった。
当分はニヤニヤしながら使い倒します。