■ARIA The ORIGINATION ORIGINAL SOUND TRACK tre + CLANNAD 3
「アニメサントラ」の地位と品質を大きく押し上げるきっかけを作ったと言える、
ARIAのサントラも名実共にこれで最後、という事になります。
これがきっかけでプレヴェンドも買っちゃったんだよな…
「前二作品と楽曲構成は似てるけど少しずつ違う」といった収録曲なのですが、
どれも多彩な表情を覗かせてくれるため、マンネリ感はほぼゼロ。
物語のクライマックスを彩るであろうBGMも収録されており、
とりわけ14曲目の「ルーミス・エテルネ」はとてつもねえネタバレ曲なので注意されたし。
俺は本放送で泣きながら堪能するまで封印する事にします。
音質に関しては何の心配もしてませんでしたが、今回もド安定と言えるレベル。
今作も音質評価盤として不足の無いクオリティを保っています。
CDを再生させている間、過ぎゆく時間の心地良さに身を委ねて頂ければ。
もう、このCD含め、ARIAのサントラは一生モノだと思います。
長い人生の所々で、ほんの少しの時間でも安らぎをもたらしてくれる、
そんな得難い存在に巡り会えた事に最大限の感謝を。
残りの放送も心して見ないといけませんね。
つかグランマの中の人は頑張りすぎたと思うんだ。
□CLANNADの3巻は9話(風子に涙腺を開かれるところ)まで収録。
特典物も基本的に風子づくしです。
真ん中のはヒトデ型のコースターなんですけどこんなの勿体なくて使えねえよ(‘A`)
これを見ていた時点では、まさかその後も出ずっぱりとは思っていなかったんで
見返すといささか微妙に思えてしまう事もあるのですが、
それでも最後にゃ我慢できなくなっちゃうんですよね…俺は犬なのか。パブロフの。
画質に関しては2巻と同じぐらいの印象。
やっぱり京アニ作品にDVDという媒体は荷が重いと言わざるを得ません。
それでも音声はリニアPCMってのが救い。放送ソースでは得られない品質を持っています。
もし、俺の呪詛にも近い祈りが通じて後日ブルーレイのBOXが発売されるなら、
なんだか異様に出来が良いと評判の英語吹き替え版もロスレス収録してくれねえかなあ。
もうBD一本で商売になるかどうかを考えれば良くなった事ですし、完結した暁には是非。