東京ゲームショー-08/10/12

■予想外に帰宅が遅くなってしまったので本当に軽い雑感だけ。
覚え書きみたいな物なので、あんまり深く読まなくて良いです。

□なんか去年は色々気張ってHDハードに作品出す出す言う雰囲気が強かったんですけど、
今年ブースをざっと見て感じた印象として、どのメーカーも原点回帰というか、
面白そうなゲームをDSに集めているような気がしました。

社運を賭けた超大作とか技術的ベンチマークになりそうなソフトは
相変わらずHD機(主に360)で作ってますよーっていう流れでしたが、
去年PS2で出ていたようなソフト群が軒並みDSになっているのを見て、
ゲームライフそのもののパラダイムシフトをまざまざと実感させられた次第。

□据置の中で、一番活気があるように見えたのは360でしたかね。
値下げして、大幅にアップデートして、
その間も間断の無いペースで様々なジャンルのソフトを網羅するという、
この先の展開を楽しみに出来る展望が上手い具合に広がっていると思います。
これから2年ぐらいのスパンで据置ゲームと付き合おうと考えた時、
今一番面白いのは間違い無く360かな、とは。
ソフトウエアのラインナップもちょっとおかしいぐらい脂が乗ってますし、
ゲームを楽しめる人が今年の360に触れずにいるのはあまりに勿体ない。
欲しいソフトを3~4本ぐらい我慢すれば本体が買えちゃいますんで、
この機会にでっかいACアダプタを部屋に置いてみては如何でしょ。

一方のPS3は、この先どうなるかが不透明過ぎるのが大問題。
流石にPS2用ソフトの発売予定が減り始めてはいますが、
先代からの買い換え需要が見込めない現行モデルは、
それだけで結構なハンデを背負っている事になります。
「なーにHD用ソフトが云々」つーても、最大2万円も安い360と同ソフトが多数という現状、
数本の独占ソフトだけで4万円払わせるってーのは中々に骨の折れる仕事じゃないでしょうか。
現状PS3は「超大作ソフト」と「チャレンジブルな小粒ソフト」に二極化し過ぎており、
なおかつ真ん中辺を埋めるべきソフト群がPS2とPSPと360に思いっきり流れているため、
これらソフト群をPS3に持ってきてもらうか、さもなくばPS2互換を復活させる等しないと
気軽に買えないハードになってしまっているのが何とも勿体ない。
BDをはじめ、ハードを使って楽しめるコンテンツのバリエーションは最も豊かなだけに、
余暇の消費手段をゲームだけに求めない人はぶっちゃけいつでも買い時だと思うんですけど、
「ゲームショー」でその主張をしても単なる言い訳にしかならないのが非常に厳しい。
ソフトやハードの熟成含め、本当に来年の夏ぐらいまでは待つ必要があると思います。

PSPはもうすぐトロステ出来るようになりますんで是非。
PS3を使って~ってのがやっと本格化してくる兆しがありますし、
新型(3000)も(DSiの陰に隠れながらも)良い具合に台数伸ばすんじゃないでしょうか。

Wiiは「本体いっぱい売れてるからええやん」でおしまいにしても良い気がする。
サードのソフトが云々言われて久しいですが、
モンハン3がどうなるかってのは内外で相当気にされてるみたい。
個人的にゃ80万本は超えるだろうと思うんですけど、このソフトがどうなるか次第で、
サードがWiiに力を入れるか、DSメインで行くかが決まってしまうかもしれません。

DSはもう本当に何も言う事がありませんな…
手持ちのDSLiteがくまたんち専用機と化しているため、
なるべく早いうちにDSiを買ってそっちをくまたんち専用機にし
その他楽しそうなゲームをDSLiteで遊び倒そうと思います。
セブンスドラゴンは絶対に買うよ!

□まとめ。
今の世代は何を買っても万全とはいかない状況ではありますが、
裏を返せば、それぞれに代え難い楽しさが眠っていると言う事でもあります。
欲しいソフトが無いのに買う事は無いんですけど、
いざ「これは!」というソフトが出た時、
買わない理由をこじつけるために貶し倒すのではなく、
がっつり買って遊び倒す方が気持ち良いと思うのです。

「いざという時には複数ハードの購入をためらうべからず」
ってことで〆。
年末はもちろん、来年以降の展開も楽しみですわい。