■というわけで、ニヤニヤしながら帰宅してニヤニヤしながらアップデート完了。
ひとまず楽しみであった部分から順にニヤニヤ確認していきました。
□DVDのモスキートノイズ除去
BDMV形式の市販BDソフトは設定項目がそもそも表示されないので除外。
手近にあったDVDを複数試した上で、最も効果が分かりやすかったのが↓の部分でした。
既に試された方がいたはずですが、CLANNADのOP部分。
各種リダクションは全部「切」の状態。これが基準だとお考え下さい。
ここでモスキートノイズリダクションを「3」にしたのが↓の画像。
ノイズが取れているかどうかと聞かれたらすげえ取れてると答えられるこの効果。
通常の視聴距離で見ている分にはあんまり違いが分からなかったのですが、
いざこうやって見てみると、想像を絶する差異が見受けられます。
しかも変な補正をかけていないのか、元の画質に与える影響は軽微。
今までになく自然に、かつ綺麗になった、「超」DVD画質を堪能できます。たまげた。
もちろん留意すべき点もあって、
再生ソースによっては、リダクション効果で奥行きが浅く感じられる事があるため
(縁取り部分を巻き込んだ補正になっている事が原因なのかしら)、
常時3にしておけば万事解決でも無いのかな、という印象を受ける場面も。
何よりレート不足のブロックノイズには太刀打ちできない点、
そのブロックノイズリダクションは画面全体の精細感を犠牲にする点から、
あくまでも「DVD画質を更に向上させるために適宜用いるべきスパイスである」、
という感覚で付き合って行く機能なのかなとは。
それでも、この今までにないローリスク・ハイリターンな機能は是非活用していくべき。
ことDVDを再生するにあたって、これ以上を探すのが本気で難しくなってきてしまいました。
ホントどこまで行くんだろうねPS3は。
この辺の機能は是非インタビュー記事が読みたいな。
もしも俺の文が中の人に伝わるなら、全力でありがとうを言いたい。ホントお疲れ様です。
※モスキートノイズリダクションの設定は、
一時停止時に行うとすぐに効果が出るわけでは無いようです。
「ここだ」という場所で一時停止した場合は、
方向キーの左右で一度別のフレームに移動してから元のフレームに戻してみて下さい。
□レジューム再生機能
DVDの中でとっかえひっかえする分には
相当数のディスクの再生地点を記憶していてくれるのですが、
シンプソンズのBDを入れたら、それまでの情報が全部リセットされてしもた。
BD間の入れ替えがどうなのかも試したいんですけど、
各社のロゴばっかり見てたら流石にげんなりしてきたので一旦小休止。
BDを混ぜ込むとままならない感じですね。(電源オンオフのレジュームは問題無し)
※3/27追記
アンジェラ・アキのBDとスケッチブック3巻とみなみけ3巻で実験してみたよ!(以上AA)
アンジェラ→スケッチブック→○アンジェラ→×スケッチブック→
みなみけ→○アンジェラ→×みなみけ→スケッチブック→○みなみけ→○スケッチブック
名前の前に○が付いているのはレジューム成功、×は最初から、となっております。
この3枚だとアンジェラは良いのにBD→DVDの流れが全滅。
やはりオタ用メディアは一般アーティスト様にゃ敵わないのか!(違います)
ちなみに昨日試した段階では、
アンジェラ→シンプソンズ→×アンジェラ→×シンプソンズ
シンプソンズめ。
□その他雑感
やっぱFlashMovieはダメでした。ニコニコ対応はお預けです。
PSPのリモート機能も「リモコン代わりとしては便利」である一方、
無線LANを使う事になる分、音質に対する影響が心配になるかも。
この辺は、利便性との兼ね合いで選択する事をオススメしておきます。
個人的には動画ファイルの連続再生に対応して欲しいとか要望は尽きませんが、
毎度毎度「よくぞここまで!」という変貌を見せてくれるPS3アップデート。
本体の更新がゲームより楽しみって話になると流石にまずいとは思いますけど、
こちらの予想を良い意味で大きく裏切り続けてくれるから嬉しくてしょうがないのです。
何はともあれ、PS3をお持ちの方はとりあえず電源入れてアップデートするべし。
(ゲーム以外の)やりたい事がどんどん沸き出てくるはずです。
参考:PS3久々のワクワクアップデート!←生TSファイルが再生できた件について。