PS3-2.10:雑感

■各所にて言われている事ではありますが、

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新しいビジュアライザが本当に綺麗。時の経つのを忘れます。
…というわけで、2.10適用。

最初に手を付けたのがビットマッピングのタイプ3でしたが、
これは今までのビットマッピング設定による音の変化のうち、
プラス方面の変化を混ぜ込んで磨き上げたと思われる塩梅。
タイプ1と比べると全帯域に渡って澄んだ、タイプ2に比べると伸びやかな音になっており、
ビジュアライザで地球を見つめながらの鑑賞は正に夢見心地。ホントに地球すげえよ!

でも、ソースによってはタイプ2の方が濃密な音空間を満喫できる事もあり
(個人的にJAZZ系は2の方が好み)、好みで選べる余地はまだまだ残っています。
…これでますます迂闊なCD/SACDプレーヤーが買えなくなっちまった(‘A`)

□そして本来の目玉とも言えるDivX/VC-1対応。
人から聞いたり実際に試したりである程度の傾向は掴めましたので、
中の人に「次はお願いします」の気持ちを込めて、無理だった点を簡単にまとめます。

・音声にWindows Media Audio 10 Professionalを使ったファイルは音が出ない
・WMV9とMP3を組み合わせたavi/wmvは未対応
・WMV8は未対応
・レートの高すぎるDivXは閾値を超えるとエラーが出て止まる?
・WMAの音声切替には対応していない(二カ国語切替ができません)←360は対応済み

番外。
・HDMI接続時、DivXの動画はかなりの割合で白飛び傾向。WMVは平気なんですけど。

基本的にこれぐらいでしょうか。
今回の対応形式から逸脱した動画ファイルが無理なのは仕方ありませんが、
その他規格さえ満たしていればフレーム数(120fps等)や解像度を問わず、
DLNA経由ですら何らストレスや引っかかり無くスムーズに再生されてビックリしました。
ファイルを選んでから再生が始まるまでの時間も360のおよそ半分で、
流石ゲームに使うべき本体リソースをOSにつぎ込んでしまっているだけの事はあります。
何はともあれ、これからはWMV形式にまつわる対応が進めば言う事無いすね。


WMP11で共有をかけている場合、
本来対応しているのに再生できないファイルがあるみたい。
内蔵/外付けHDD等で直接指定するか、TVersityを使うと良いかも。

「マルチメディアプレーヤー」としての死角がどんどん無くなっていくのが
嬉しいやら「そろそろゲームだろ」と突っ込めばいいやら微妙な気分になりますね!
個人的には今回も最高のアップデートでした。今年一年喜ばされっぱなしだ。

「ゲームに注力する≠AV機能強化をおろそかにする」だと思いますので、
これからも適度に頑張って下さい。楽しみにしておりますです。